「時系列に見る⑦ 能力による大破壊!未来への希望。」X-MEN:アポカリプス ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
時系列に見る⑦ 能力による大破壊!未来への希望。
「デッドプール&ウルヴァリン」の公開に先駆け、ちょっとおさらいです。先ずは、ウルヴァリンの登場する作品から時系列で見直してみることにしました。
いよいよ、「X-MEN」新シリーズの3作目。
歴史的な事件も絡めて「X-MEN」の始まりを描いた一作目。 未来と過去が絡み合い、新旧メンバー勢ぞろいとなった二作目。 そして、大古から蘇った最初のミュータントとの闘いとなる三作目。
最強の敵とも噂される今回の相手だけに、半端ない力で世界への破壊が繰り広げられる。この迫力シーンだけでも見応え十分です。
いや~、実に面白い。
新シリーズの3作目といっても、旧シリーズにつながる(まぁ、前作で歴史が変わってるから、微妙に変わってくるんだろうけど)ジーンやスコット等、懐かしいメンバーの若かりし日が描かれます。
プロフェッサーXはなぜスキンヘッドになったのかとか、マグニートーのヘルメットとか、実はウルヴァリンとはすでに出会っていたとか・・・
とにかくX-MENファンにはたまらない作りになってるんじゃないでしょうか。自分はそれほど詳しくはないのですが、それでもニヤニヤしながら見ることができました。
おう、ここからみんなX-MENの主要メンバーになってくんだなって感じではあったんですが、ミスティークは、どういうこと? 本来マグニートー側だったと思うんだけど・・・。
やっぱり、二作目で歴史が変わって、新たな話に変わったんだよね?
ウルヴァリンとストライカーとの絡みも変わった・・・?(あそこで脱走できたから、デッドプールとの対戦も無かったことになる?)
まぁ、所々で辻褄が合わなくなるところがありますが、とにかくX-MENがますます楽しくなる一本でした。
ただね~、一つ難があるとすれば、アポカリプスの最期がちょっとあっけなかったような・・・。
でも、これって次の「ダーク・フェニックス」への布石だったってことかな。ジーン、メチャクチャ強くなっちゃったし。