「前作『フューチャー&パスト』は相当なレベルの傑作だったのですがそこ...」X-MEN:アポカリプス よねさんの映画レビュー(感想・評価)
前作『フューチャー&パスト』は相当なレベルの傑作だったのですがそこ...
クリックして本文を読む
前作『フューチャー&パスト』は相当なレベルの傑作だったのですがそこまでやって大丈夫?と心配になるくらい過去作をなかったことにしたので、果たしてこれからどういう方向に舵を切っていくのか興味津々でしたがなかなか痛快。
前作ほど脚本の妙味はないものの、ミュータント達を見つめる目線が常に優しげで人間達はほぼ無能な脇役に過ぎないという辺りにブライアン・シンガーの自己投影がかなり派手目に出ている感じでそこはとても美しい。今回は80's舞台なのでそのテイストを楽しむのも一興。サントラもエッジが効いていて、アラビア語版『I Ran』がシレッと流れてきた時には椅子から転げ落ちました。今回もクイックシルバーがボケ担当でユーリズミックスの『Sweet Dreams』をバックに延々とボケまくるシーンは場内大爆笑、さらに新キャラのナイトクローラーも天然キャラでクスッとさせるという息抜きもあってダレ場一切なしの見事な娯楽作でした。
コメントする