コンカッション

劇場公開日:

解説

ウィル・スミスが引退したアメリカンフットボール選手の死とアメフトの因果関係を発見する実在の医師を演じ、第73回ゴールデングローブ賞で最優秀主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされた作品。ナイジェリアからやってきた医師ベネット・オマルは、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)を引退し、心筋梗塞で亡くなったマイク・ウェブスターの変死解剖に携わる。オマルはプレイ中の頭部への激しいタックルが原因である脳の病気「CTE(慢性外傷性脳症)」を発見し、論文を発表するが、NFLサイドはオマルの見解を全面否定。権力を使い、オマルと彼の周囲に圧力をかけていく。ウィル・スミスが主人公オマル医師を演じ、アレック・ボールドウィン、アルバート・ブルックスらが脇を固める。監督は「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」のピーター・ランデスマン。「オデッセイ」「ブレードランナー」のリドリー・スコットが製作。

2015年製作/122分/G/アメリカ
原題または英題:Concussion
配給:キネマ旬報DD
劇場公開日:2016年10月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 ゴールデングローブ賞(2016年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ウィル・スミス
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映画レビュー

4.0コンカッション

2023年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

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ピロシです。

3.0頭痛が痛いのだ‼️❓ナイジェリアとか外部からしか変えられないの❓‼️

2022年4月23日
PCから投稿

科学的なプロセスがかなり割愛されているので、なんだかまぐれで勝利したような印象が残念です。
主人はナイジェリアで奥さんもアフリカ、オバマもハワイ、アメリカ本土は抑圧されていて希望のかけらも無いのでしょうかね、黒人には。
FBIの介入とか、かなりの衝撃でしたら、正義はどこにあるの、なんて思う。
こんな映画が出るだけでも、アメリカには少なくとも希望はあるのだと感じまして。
情緒的な展開は、実話ものとしては、少し退屈でした、自分には。
こんな、我が身を投げ打つ人がいて、世の中が変わる、少し希望が持てて、いい映画でした。

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アサシン5

3.0実話

2022年2月27日
PCから投稿
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見聞

4.5concussion=脳震盪

2021年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

最近読んでいた地動説をめぐる科学による真理究明を目指す個人と自己の存在基盤たる天動説を守るために邪教たる地動説信者を弾圧する宗教の戦いを描いた漫画「チ。―地球の運動について―」に通じるものがあると視聴しながら思った。ストーリはフットボール選手の謎の死が発端で、その原因究明にあたるウィル・スミス扮する医師ベネット・オマルが原因を特定し、その真理に対してフットボールの協会が組織を守るために圧をかけてきてそれに抗う戦いという形でとてもコンパクトにまとまった作品。そのため、登場人物の人柄についてはウィル・スミスと彼の奥さんくらいしか深堀りされていない(別にそれが物語を損なうようには感じなかった)。視聴中に自己繁栄のためなら現場で活躍する選手たちの今まで解明されなかった病気を黙殺し、その病気をつきつけてきた医師も黙殺しようとする組織への憎悪の炎が自分の中でも湧いているのを感じた。ベネット・オマルという名前は「知識をもて、そしてそれを示せ」という意味らしいのも気に入った。悲しい物語を紡ぐ糸は偶然に紡がれたものではないのだと心に留めたい。万人にオススメしたい。

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葵須