「ほんの6年前だけど」日本で一番悪い奴ら UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
ほんの6年前だけど
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今この映画撮れるだろうか。
昭和の時代のやり方も驚きだけど、「映画」だとわかってても引くくらいの暴力と女性の扱い方(そして今となってはいろいろ問題ある出演陣 w)。
でも、創作作品に規制かけすぎたら面白いもの作れなくなるだろうなぁ……。
諸星は、こんなに無茶な捜査しといて、頭に拳銃突きつけられたときに本気でおびえてたのがちょっと意外。
自分の大切な人には絶対薬やらせないようにしてたところは(「人間やめることになるんだぞ」というセリフが印象的)、「刑事」ゆえに覚醒剤の現実を知っていたからか。
でも、最後は……。
なんで諸星は、こんなに「チャカ」に取りつかれちゃったんだろう。
……理由は、最後にわかった。
「人間を描く」という意味で、とても厚みのある作品だと思う。
そして、綾野剛、圧倒的。
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