「組織の闇」日本で一番悪い奴ら とっしーさんの映画レビュー(感想・評価)
組織の闇
過去の日本警察の闇が垣間見れた気がして、とても興味深かった。本当に悪い奴は誰か、考えさせられる。
戦後の高度経済成長期に作られた組織のシステムは、おそらく甘い点も多かったのだろう。例えば点数至上主義。絶対的な目的のために心が病んでしまうほどのプレッシャーをかけられたら、そりゃ手段を選ばなくなるだろう。
おそらく誰が悪いとかではなく、警察という組織とそのシステムが未熟だったというだけ。
ただ、過去の罪を隠蔽するのはいいけど(本当は許せないが大目に見たとして)、この映画の主人公のような犠牲者はたしかに居たこと、その事実を踏まえて、より良い組織、人の道を外れなくて済むシステム作りをきちんとやって欲しいと思った。
働き方改革とかも、そんなもんだよね。
コメントする