「媚びないタランティーノ」ヘイトフル・エイト 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
媚びないタランティーノ
本作ほど客に受けたりヒットを狙ったり賞を意識したりヲ100%していない問答無用に好きに撮ったタランティーノ最高傑作も満更なブッ飛んだ一作。
ダラダラ会話も無駄なシーンは無く前半から会話によって先が読めずハラハラ、ドキドキが長い時間持続され鑑賞にも力が入る。
相変わらずオープニングから客のテンションを上げる演出には驚かされる。
ジェニファー・ジェイソン・リーがとにかく凄まじい存在感で本作の中心なのは間違いないし彼女を観ているだけで長い上映時間も耐えられる感が。
見所に見せ場は全編通して全部と言い切れる程に静かで何も起こらない時間や終盤のドンパチに駄話とダメな所は一切ナシの誰にも媚びないタランティーノ最高傑作なテンション全開。
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