「タランティーノの映画。」ヘイトフル・エイト ひつじはねたさんの映画レビュー(感想・評価)
タランティーノの映画。
んー正直これだけても良いぐらい正に
「タランティーノの映画」
でした。
良い意味でも悪い意味でもってことです。
ただ本編が3時間近いので覚悟してましたが、
タランティーノ映画には欠かせないセリフの掛け合いが冒頭から満載で第2章あたりで睡魔に襲われたのはボクの失態です。ここでこの映画を長いだの無駄だのと否定する人はタランティーノの良さをわかってない証拠ですね。ストーリーには全く関係のないセリフの掛け合いこそタランティーノ映画には必須で、それがあるがために長尺になるから削るなんてことがあればタランティーノはそこで終わりです。
そもそも当時の西部劇映画には160分超の作品がゴロゴロあって、正直名作と言われてる映画でもなかなか退屈で観れたもんではないです。ボクも凡人ってことですね。だからこその長尺だったのかと勝手に解釈してましたが、違うんですかね?
人間的に決してタランティーノは好きにはなれないですが、映画は面白い作品が多いですよね。
なんかここまでくるとタランティーノ映画というジャンルとして確立されてきたようにさえ思います。
アンダーグラウンドなエンターテイメント作品を撮らせれば右に出るものはいない。
ちょっと言い過ぎですがね。
ということで、
過大評価をするつもりはないですが、
減点する理由がないので満点です。
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