「タランティーノ史上最も極悪」ヘイトフル・エイト Movieアパートさんの映画レビュー(感想・評価)
タランティーノ史上最も極悪
クリックして本文を読む
開始後しばらくはなぜこの映画が18禁なのかわからなかったけど映画があるタイミングに来た瞬間に これでか笑 となって吹き出しそうになった。
今回の映画 今までタランティーノが描いてきた バイオレンス、西部劇、黒人差別、密室会話劇、殺す前の演説 といった要素を全部入れたような内容になっていて、3時間近くもあるのも納得な恐ろしい濃さだった。 前半は比較的淡々と人が人を疑うという過程を見せていくんだけど、そこから生まれる不穏な空気が映画を満たすと一気にバイオレンスが爆発してもうドンドン取り返しのつかないことになっていくので終始飽きることなく見れた。 特に今回のタランティーノのバイオレンスは過去2作みたいに復讐のツールとしては使われてないのもあって悪意がすごい。 個人的にはタランティーノ史上最も「悪意」に満ちた映画だったと思う。
そしてやっぱりサミュエルLジャクソンは凄い! 優雅で極悪でスピーチ上手な魅力が爆発してる。あとジェニファージェイソンリーもアカデミーノミネートされただけあって凄い。登場人物の中で一番凶悪だった。
あとはおなじみの人とか 後半出てくる え?そこあなたなの?なキャスティングまで登場人物が少ない分濃くて絶妙だった。
今年一番見たかった映画 大満足
コメントする