「作品に酔う、とは当にこのこと。」ヘイル、シーザー! 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
作品に酔う、とは当にこのこと。
コーエン兄弟らしい、「オトナの楽しみ」の一本。
映画の黄金時代の末期の、「縁の下の力持ちはつらいよ」。
脚本も演出も、そして豪華というより豪華すぎる出演陣も、すべてが肩の力の抜けた、「映画愛」が滴り落ちる大人のファンタジー。
「分からないから低評価」が当然のように蔓延る今の時代に、もう一度「映画を観る」という姿勢を問われたような気がする作品。
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