恋妻家宮本のレビュー・感想・評価
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正しいことより優しいこと
ほっこりするようないい映画。
宮本がおばあさんに「正しいことは大事なことだが、優しいことも大事。」
という、言葉が印象的。
ついつい正しいということを主張するあまり、人に対して優しい気持ちを忘れてしまっていないか考えた。
いい映画でした。 子育てを終えた後の夫婦の関係性。 忙しい日々を終...
いい映画でした。
子育てを終えた後の夫婦の関係性。
忙しい日々を終えて、これから二人きりというこの時期のほうが、相手を大切に思わないといけないのであろうなと思いました。
主人公のような役は本当に阿部寛、ハマリ役。
天海祐希演じる美代子がいじらしくて可愛かった。
最後のみんなで「今日までそして明日から」を歌う場面、なんか古めかしい感じがしたのですが、個人的には好きです。
テレビに於けるバラエティ的なノリを、ふんだんに仕掛けて来て違和感バ...
テレビに於けるバラエティ的なノリを、ふんだんに仕掛けて来て違和感バリバリなのだが、それが次第に良い具合に嵌って来る。
当然貶される要素は満載で、ダメな人は絶対に受け付け無いであろうのは容易に想像出来る。
しかしこれは良作ですね。しっかりとエンタメしています。
(2017年1月31日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン1)
~「正しいことは大切。でも、優しいことはもっと大事なこと。」~
【賛否両論チェック】
賛:長年連れ添った妻に湧いた疑惑を巡り、心優しい主人公が空回りしながらも奮闘する姿が、微笑ましくて楽しい。夫婦愛をステキな角度から切り取った作品。
否:テロップや回想シーンを駆使した演出には、どうしても好き嫌いがありそうか。展開も以外と淡々としている印象。
優柔不断でどん臭く、優しいだけが取り柄の主人公・宮本陽平が、長年連れ添った妻の離婚届を発見したことから巻き起こる疑心暗鬼の連続が、不謹慎ながらもおかしくて笑ってしまいます。
同時に、中学教師でもある陽平のクラスの生徒の家庭問題と向き合う中で、少しだけ頼りがいのある教師へと成長していく姿も、何故か不思議とカッコよく見えてくるから、また面白いです(笑)。
沢山笑って少しホロッとして、最後にはまた笑って爽やかな気分になれる、そんな作品です。家族やデートでも安心して観られる作品ですので、是非ご覧になってみて下さい。
もう終わっちゃうかなぁ〜ノリで鑑賞記録にて
基本的には,何処かの色んなトレンディドラマの延長じゃないか❕なんて指摘は頷くと,後から語れる事
をわりと見受けた,がしかし、(キャスティングで観る自分として,天下?の阿部寛と天海祐希の全く恋愛感情全く無しの「お父さん,お母さん」とココ自然体?で呼び合おうとしている会話が、堪らなくいかしていた。
一緒にご飯を食べる相手
熟年離婚の危機を回避するためあれこれ悩む話
「家政婦のミタ」などで一世を風靡した遊川監督の映画デビュー作。残念ながら自分はドラマを一切見ないのでどの程度凄いのか全く分からないのだが、なんか面白くて有名なんだよね程度の認識。
コメディーで熟年離婚の話と言えば「家族はつらいよ」が頭に浮かぶ。話が被ってしまうかと心配したが、本作は夫婦間の問題を二人で解決するし、主人公の生徒の問題などもあるで丸被りではなかった。
主人公の阿部寛が優柔不断でなんともイライラさせられる性格なのだが、話が進むにつれて自分を見つめなおし大きく成長する姿が心に響く。
振り返って見れば、ダメダメだったな、なんて思いながらも立派に家庭を作り子どもも結婚した。決してスカスカの人生ではない事、ただ生きてきただけではない事を再確認する。
そして決断と行動を行う。自分の人生にも少なからずそんな瞬間がくるだろうなと思った。
あるドキュメンタリー監督が「ドラマのない人なんて居ない」と言っていたのを思い出した。
妻の天海祐希はグイグイいく性格で、怖い所も優しい所もあるいいお母さんだった。
いまいち離婚届を書いた理由が呑み込めなかったが・・・
回想シーンや学校、生徒の家庭、料理教室、スケールはこじんまりとしていたが、一個人を取り巻く世界では十分すぎるほど詰め込んでいたように思う。
だが決して無駄がなく、上手く主人公の性格、立ち位置などを表現していた。何度も心の声が聞こえてきたので説明多可だと感じる人もいるかもしれないが、心の成長がテーマなのだからこの仕様もいいのではないだろうか。
生徒の家庭問題を解決するエピソードはなんとも重い設定だが、これもコミカルに表現していて、あまり鬱展開ではなかったので良かった。
ムードメーカーのドン、おせっかいメイミー、クラスに一人はいたよねって感じのキャラクター達。空元気でごまかす男子、大人びていて若干上から目線、小生意気な女子。大人の視点ならそれらもかわいいものだ。
物語は以外にも料理の力で解決していく流れなのだが、食は万国共通の言語だし胃袋を掴めば物事はいい方向に進む!いいまとめ方だし自分としては納得できた。
劇中、くどいほどの料理説明があるので正直、料理映画かよとツッコミたくなったが、ラストへの持って行き方含め王道でいい感じだ。
映画「シェフ 三ツ星フードレストラン始めました」のセリフで「うまい食事といい音楽があれば、それだけで人生は幸せだ」的なことをいっている。美味しい食事が心と体を癒し、前へ進む力をくれるのだなと思った。
主人公と妻はお互い長い間夫婦として接してきたが、まだまだ心の内は理解し合えていない、でも心を開ける信頼関係が培われていたのは確実だしお互い必要としい理解しあおうとする姿は感動的だった。
エンディングはまさかのキャスト全員で歌う珍しい構成。ミュージカル調の長回しとカメラワーク、最近だと「ラ・ラ・ランド」の冒頭のシーンの縮小版的な演出もなかなか面白かった。
両作品に接点はないと思うけども。
鑑賞前は期待していなかったし、若干斜に構えて見ていたが、鑑賞中はいつも間にか姿勢を正していた。
絶対見たほうがいいとは言えないし、最高だなんて事はないけど、意外な良作として記憶に残そうと思う。
劇中セリフより
「これからも君の作った味噌汁が飲みたい」
一日頑張るための燃料、愛こそ最高の調味料
ごはんは美味しく楽しく食べたいものです。
離婚届で繋がる夫婦の気持ちで賞
ほっこりする映画だった。
夫婦って皆それぞれ色々あるよね。
ありそうな設定だから、
観ていて納得した。
わたしは未婚なので、共感というか、
結婚に対して前向きになれる映画だった。
脚本はありがちだし、
思っていた展開だし、
特に突出して良いところも無いが、
悪いわけでもないので、ふつう!
観て後悔はないので、
そこはよかったかな。
劇場で観る価値は微妙
Amazonプライムとかでネット配信されたり、DVDになったり、金曜ロードショーになるまで待てば良かったかなー。
ストーリーは悪くないから、新婚気分がもげてるうちら夫婦が揃って改めてもう一度観てもいいけど、そんな感じ。
ただ、テレビの2時間ドラマと違って、回想シーンにもしっかりとキャスティングしていたのが好印象で、作品のよさをたてていたと思います。
デカい。優しい。
なんて見た目デカい夫婦なんだろう~と思いながらもカッコいい。
見栄えだけで制覇できるような二人が中年夫婦、息子が独立して
夫婦二人だけの生活になるという…エェ?この二人で?と新鮮な
気持ちで観ることができた。遊川和彦だからあり得ない展開まで
予測していたが、所々笑える怖さはあれど、全体的に優しい話で
あぁ~そうだよねぇと思いながら楽しめる。阿部ちゃんの料理の
場面での腕前(特訓したんだって)、まさかの天海祐希の愛らしさ
など、俳優の意外性を一気に捻り出したといっても過言ではない。
この二人の息子なら2mはあるんじゃないかと思っていた息子も
普通にいい青年で…嫁はしっかり者(あの励ましも良かったしね)
ときてるし菅野美穂や相武紗季の役どころもかなり辛辣で笑える。
そんなキャストの意外性に比べると、話がスタンダードすぎて若
干の肩透かしあれど、二人きりになってからまた夫婦のスタート
ラインといった初々しさも感じられ微笑ましい。何より優柔不断
な夫もしっかり者の妻もお互いを意識し合っているので救われる。
同年代からみると、吉田拓郎はもう少し上の世代になるけども…
(大学時代の二人もいい感じ。工藤阿須加→阿部ちゃん有り得そう)
ほぼ想定通り
予告のシーンを確認したくて鑑賞。
その点では、予告編の勝利?
内容的には、ほぼ想定通りで、退屈。
テルマエロマエ風、夫婦物語で、半分寝ていても展開が分かるという、親切なつくり。
夫婦がそれぞれ独りになってもやっていけそうな風で、現実感に乏しい気がする。
息子の嫁がしっかり者風でよかったね、と言ったところか。
エンドロールは何の真似?
既視感はあるのだが、ちょっと気持ち悪い。
(半分寝ていたからいいが)
レイトショーでほぼ、ガラガラなのもむべなるかな?
年代的に吉田拓郎じゃない気もするのだが・・・
22歳未婚の学生ですが...笑
原作・重松さん、脚本・遊川さん、阿部寛さん、天海祐希さん
これは観なければ!と思い観ました。
阿部さんの正しさ、優しさについてのセリフが印象的で、心にグサッときました。
夫婦間に関わらず、そのセリフは人間関係を続けていく上で、大切なヒントのように思えました。
夫婦で観ると良いのかもね…
個人的に吉田拓郎は好きなので、最後のエンディングは良かったと思う。
まさに、今日まで明日からで、今日と同じ明日が来るとは限らないけど、それを願って人は生きていると思う。そして、その繰り返しにより、はじめに思ってたことを忘れたりするんだろうけど、こうやって何かをきっかけに思い出せることは良いことだと思う。
倦怠期とまでは言わないものの、そうやって昔を思い出せなくなった夫婦で観ると良い映画なのかもね…。
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