恋妻家宮本のレビュー・感想・評価
全146件中、21~40件目を表示
ドラマの延長のような映画は苦手で、これ映画館で見る必要ある?などと...
ドラマの延長のような映画は苦手で、これ映画館で見る必要ある?などと毒づきがちなのだけど、これはそこそこ面白く見られた。たぶん劇場では見ないけど、家で見るぶんにはハートウォーミングだし、ハッピーエンドなのでちょうどいいかな。
ラストが衝撃。
相手のためにしてる優しさつもりが
相手にとっては優しさになってない。
みたいな作品でした。
本に挟まってた奥様が隠した離婚届が原因で
ざわざわしだす夫婦のお話でした。
菅野美穂が大胆女性の役で驚きました!
ドンの無理して明るくしてるかんじが
そんな自分が好きじゃないのシーン
なんか胸に来ました。
なんか結婚できない男(ドラマ)で
ついに結婚したみたいな続き見てる感覚になりました。笑
ラスト、突然全員で歌い始めます。
急にミュージカルです。
その瞬間、評価が星ひとつなくなりました。笑
ある意味そのラストが衝撃でした。
映画というよりドラマを見ているような感覚でした。
ひさびさに良い映画を見た。
他の人のレビューがあまりよくないのを見て少し幻滅したが、私には最高の映画だった。感性の違いとは不思議だ。こんないい映画つくろうとしてもなかなか作れないと僕は思いました。
ひさびさにいい映画を見たと思って調べたら重松清原作だった。なんだ僕の好きなよく読んでいた作家ではないか。
教師としての宮本について。終盤、キッチンで、ドンの祖母に語り出すシーンに感銘した。正しいかどうかより、今は優しさが大事ではないかと投げかける。
悩みながら、試行錯誤しながら、生徒と家族に向き合う姿に感銘した。
妻との関係がメインのような題名だが、教師としての宮本の姿がまぶしかった。
それが現実味は無くてもね。
最後に、妻と、気持ちを確かめあい、気持ちを最後に不器用ながら懸命に伝える。
すごく良かった。
阿部寛の演技が好きだ。
また宮本のこの愛すべき人間像。優柔不断。教師に向いているのか自信が持てない。妻に不満があるのではと不安を募らせる小心者。なぜわからない人にはわからないんだろう。
殺伐とした世の中にあって、心の温まる映画ではないか。最後少し間延び感があったが関係ない。
僕は教師として優しさについて語る場面や、妻に愛を語る場面で泣きました。ハッピーエンドなのがいい。
夫婦とは
優柔不断な男が好きではないので、前半はイライラしながら見ていましたが、ドンのおばあちゃんに正しさと優しさについて抗議する宮本さんはとてもよかった。
結局人の人が関係を保っていくために必要なことは言葉であり、それを伝えるという行動なんやなと。
その繰り返しをすることで、2人の関係は良い状態で保たれると思う。
菅野美穂さんと佐藤二郎さんのカップル面白いですねー笑
はまりました
主役の家族と同じような年代設定だったので、共感しながら見れた。
家族愛、夫婦愛という、オーソドックスなテーマで、かつ現実から、若干外れる程度で、非現実的なエピソードがいくつか展開しながら進行していく。
いずれのエピソードも、読み通りに落ち着いていく。
なので、主役の境遇に当てはまらない人、或いは共感できない人にとっては、退屈な映画かもしれない。
映画の質としては、配役や作り込みは凝っていて、製作陣の真剣さは伝わってくる。
例えば、阿部寛は、サスペンスドラマでもコミカルな場面を演じることはあるが、この映画では、笑える場面でもコミカルさを演じる時の笑顔は見せない。
夫として、父として、教師としての笑顔を演じている。
現場の熱が伝わってくる気がした。
不器用な夫婦だけど
夫婦として長年寄り添っても、元は他人。分かり合えないこともたくさんあるはず。
でも相手のことを考えて、分かろうとして、歩みよって…。そうやって絆を深めていくんだな。
いくつになっても思い合える関係でいたいって、この映画を通して思えた。大切な人と観たい心があったまるストーリー。
エンディングも最高!
11月22日に見たい
2020年3月14日
#恋妻家宮本 鑑賞
#阿部寛 と #天海祐希 が熟年夫婦役
原作は、#重松清 の「 ファミレス」
主演の二人がいい感じなので最後まで安心して楽しく見れた。ファミレスで決めきれない人っているね。
不満はないけど不安はあるってよくわかる。
料理教室仲間が、#菅野美穂 と #相武紗季
【愛妻家ではなく、恋妻家 結婚して27年目の夫婦の姿・・。私の家の話か!と思いながら見入った作品】
最初から誤りますが、レビューになっていません。
設定が生生し過ぎて、遊川監督、私の生活を覗いているのか?と思いながら観ていたら、何のことはない、昔読んだ重松清さんの小説が原作だった・・。
でもねえ、家人とは27年目までは行っていませんが、長い付き合いですからねえ。色々あるんですよねえ。
これだけ長く一緒に暮らしていると、阿部さん(宮本陽平)が寝ている美代子(天海祐希)の顔を観て”ある言葉”をつぶやいてしまう場面などねえ、実感しますよ。(相手も同じなのは間違いない・・・)
・愛する人がいて、一緒になろうと思っている方が観ても響くだろうし、私と同じような気持ちで観るのも良いかと思います。男女の長い付き合いをきちんとした視点で描いた作品です。
<大事なのは、幾つになっても愛する人を思い遣る気持ちは、いつまでも忘れてはいけない事である、という当たり前のことを思い出させてくれた作品でもあります。>
<2017年1月31日 劇場にて鑑賞>
正しいことを推し進める国同士がぶつかると戦争になる
合コン、プロポーズから始まり、ファミレスが中心となる夫婦のドラマ。一人息子が結婚して福島の新聞社に勤めることになってから、料理教室にて料理を学び始めた陽平(阿部)。たまたま本棚にあった志賀直哉の「暗夜行路」を手に持ってみると、そこに挟んであった離婚届がパラリと落ちた。不倫してるのではないかと疑ったりもして、気が気でない優柔不断な陽平は、それでも担任しているクラスのドンと呼ばれる井上に親身に接する。ドンの母親は不倫の末交通事故を起こして入院していたのだ。ドンの祖母(富司純子)ともやりあった陽平だったが、そこでの会話に「正しいことを推し進める国同士がぶつかると戦争になる」とか、「正しいことより優しいこと」を強調するところに納得。
ほのぼのとした中でもコミカルに演ずる阿部寛。美代子(天海)が福島の息子宅へ行ってるときに、危うく料理教室の通う五十嵐(菅野)とラブホに入ってしまいそうになるシーンもある。たまたま夫(佐藤二朗)から電話があったため、入らずに済んだが、どうなっていたことやら。
まさかこんなに響くなんて
始まりから前半くらいは、単調な邦画のパターンなのかなー、阿部寛でもハズレもあるしなぁなんて、見てました。しかし後半からは、人生50年生きて、子育ても終えて夫婦だけになり、どう生きていくのかという事が、未経験ながらもリアルに感じられる展開でした。
なんて恐ろしいテーマだったのか!と。
駅のホームで美代子さんが、何故離婚届を書いたのか打ち明けたシーンで、凍りつきました。まるで、子供が自分を必要としてくれる日々には終わりがある。その後どうするの?と、自分に言われているようでした。
生き方を考えるきっかけになる映画とは思いもせず、記憶に残る一作になってしまいました。
ラストはカーテンコール
主題歌と予告編で見てみました。色んな所に笑が入っていて笑ってました。コメディと捉えても良いのかなって感じました。美男美女夫婦なのでなんか似合わないなとは思いましたが笑わせてくれるしラスト近くでタイトルの意味も出てきます。じーんとくる所もあり夫婦で見るのも良いですね。ラストは全員でミュージカル、これこそカーテンコールでした。
正しさより、優しさ。
酷評も多いのがびっくり!
期待して観たんですが、もちろん裏切らない良い映画でした。
ありきたりさの中に、俳優陣の個性や、コメディ要素、人との繋がりの裏テーマがすばらしかった。
映画をあんまり観ない人にもおすすめしやすいし、観やすい!
正しい事よりも優しさが大事だという台詞。
かなり刺さりました。この映画で伝えたかった所かと思います。
素敵なヒューマンドラマ。
こういうドラマもっと増えてほしいなぁ。
今日までそして明日から
主題歌は俺の大好きな曲。ラストであんなことになるなんて感動しかありゃしない。
俺も料理好き。作っているときは無心になれるから。子どもたちが喜んでくれると、とにもかくにもうれしい。
さて、50歳の俺にとって、あまりにも親密なテーマ。二人のやりとりの一つ一つが心にしみる。俺はこの先どうするのだろう。子どもを送り出したあとの生活が見えない。
やさしさとやさしさはぶつからない、ってのは名言だな。阿部寛の不器用な思いを伝えてるよ。
人生いろんな選択肢があって、それを選んだのは自分であって、そして今の自分がいる。
そんなこんなで、思いがけず、自分に突き刺さる傑作に出会えたよ。
全146件中、21~40件目を表示