探偵なふたりのレビュー・感想・評価
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韓国にもコスプレイベントがある!
漫画喫茶“熱血男子”の店長カン・デマン。幼子の子守をしながら店番するので客足も遠のいてしまっていたが、事件の推理だけは止められない。もともと刑事になりたかったが膝の怪我のために不合格となった過去があった。そんなデマンはイ・ジュンス刑事と仲が良かったが、ある日ヨンギュ先輩に誘われて飲み潰れた翌朝に離婚間近の奥さんハン・ソヨンが殺されていた。当初は夫が疑われていたが、デマンと飲みに出ていたためにアリバイ成立。名義貸しの件や左利きという理由でイ・ジュンス刑事が逮捕されることとなった・・・
幼馴染みで親友の刑事を救おうとする一般人。そして左遷されてきた暴力刑事も煙たがられ、真犯人を捕まえないとクビ・・・最初は絶対に合わない2人だったが、ジュンスを救うという一点で協力し、不思議なバディムービーとなった。
アリバイがわざとらしいくらい計画的な犯罪であり、さらにマ刑事の妻も殺害されるという事態に発展する。怪しい人物には全てアリバイが成立するが・・・という展開。複雑な交換殺人なのですが、2人なら理解しやすいのに、犯行現場で目撃された不審者を考えるともう1人必要となってくる。そして、最後の1人が見つからず、ジュンスの公判が始まってしまう。ハラハラ、ドキドキ・・・
やっぱりクォン・サンウはいい。肉体派のアクションは封印して、推理力で勝負するキャラ。未解決事件のブログも開設しているほどで、かなりの推理マニア。ホームズの名言も使うし、「名探偵コナン」までも子どもと一緒に観ていることが判明。真実はひとーーつ!!
暇があれば見てもいいけど
かの国の愛情表現なのか、習慣なのか、よくわからないけど、過剰な暴力的なやり取りとか、怒りのコントロールをしようとしない表現過多とか、とても見ていられない苛立ちを起こさせる演出。好みが違うのはどうしようもないな。
左遷されたやり手の刑事ノ・テスと、漫喫店長で推理オタクのデマン(ク...
左遷されたやり手の刑事ノ・テスと、漫喫店長で推理オタクのデマン(クォン・サンウ)凸凹コンビがおりなす推理コメディ。脚本がすごい凝ってる。反りが合わない部分が笑いになってるをだけど、重なる部分もあってそこがまた楽しい。コメディパートだけでなく推理部分もかなり良い。
それなりの推理コメディ
続編から視聴してしまったので本作はエピソード0的な感覚で観ることになった。
警察官にはなれなかった推理オタクと出世できずにいる伝説的な刑事が手を組んで殺人事件の捜査に取り組むというお話。それなりに面白いコメディだし、サスペンスとしてもそれなりの緊張感。続編もそうだったけど、娯楽映画としてそれなりに楽しめた。
昨日観た韓国映画ではオンニ(お姉さん)という言葉がキーだったりしたが、本作ではヒョンニン(お兄さん)と呼んでいいかってシーンが出てきた(男同士だと「先輩」って使い方になる)。日本語的には「兄貴」って感じ。韓国的な人間関係だなと再認識した。
恐妻家持ちのおじさんコンビ
推理力はピカイチなのに足が悪くて刑事になり損ねた探偵オタクと、手柄をあげられずに警察内でくすぶっている中年刑事がバディを組んで殺人事件を解決する話。
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クォン・サンウって私の中で『天国への階段』のイメージしかなかったけど、こんなポップな役もやってるんだね。奥さんに尻に敷かれた情けない姿を見れて新鮮かも。
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ちゃんと笑えるし、しっかり事件の謎を解いてくから結構面白い。
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最終的な構図として、尻に敷かれた旦那たちvs妻殺しの犯人って構図が良かった。最初からずっと伏線はられてたんだなと。
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浮気されて裏切られたってだけで殺しちゃうなんて男ってプライド高いのね。
電子足輪初めて見た。
漫画喫茶を経営している推理マニアの男。濡れ衣をかけられた友人。素人が子連れで捜査に同行するような場面あり。イクメン刑事をやろうとしたのかな。
設定はかなりマンガチックだが、死体や捜査資料などはやたらリアルにできているような感触を受けた。韓国の現代劇。犯罪捜査に加わりながら、犯人探しをして行くというよくあるパターンの推理もの。
韓国映画初心者の私にはやや高度な作品だった。
現役刑事が企んだ交換殺人事件の全貌。
犯人は複数いる。交換殺人。電子足輪。刑事の犯罪。夫婦喧嘩のときはコメディタッチだったりと、このような殺人事件のハードボイルドな捜査とそぐわない感じが日本の2時間ドラマを彷彿とさせる。やや早急に見てしまったので、もう一度しっかり見直したい。話がどう落ち着くかそればかりに気を取られてしまった。
続編がありそうな終わり方だ。
恐妻家2人のドタバタ
交換殺人
材料を全部提示しないのでミステリーとしては後付け感があってイマイチ。先輩がゴルフ場にこれた理由も「ベテランだから」ってそれだけ!?
まあ先輩の最初の格言通りになったけど。
韓国は夫の力が強いのかと思ったら逆転してる。理由が稼ぎの減少というのが世相を反映し過ぎていて辛い
ソンドンイル
コメディタッチなのに、死体がちゃんとしてる。ラストちゃんと雨降らせたり。漫画喫茶店主で、家庭教師のバイトしてる嫁の尻に敷かれてて、未解決事件サイトの管理人グォンサンウの家族とのやりとりが良い感じ。
探偵はBARじゃなくて韓国にいる。
大好きな「探偵物語」の遺伝子にここで逢えたか!と思った一本。
笑いあり、シリアスあり、そしてキチンと謎の解決あり。
オリジナリティという点では目新しさは無いけれど、それでも笑いまで乗せてここまで今の時代にジャンル映画をやりきったのは見事というしかない。
ここ日本でも「探偵はBARにいる」なんて作品が作られ、それなりに楽しめたけれど。
やはり完成度と説得力が違うのはお国の底力の違いなのだろうかね。
一番大きな点は「ミステリがミステリとして機能している」こと。
その分鑑賞には頭をフルで使うけれど、動機をグズグズにしたり、目先の笑いに走りすぎておろそかにするよりずっとマシなのだよ。
「脚本の筋がブレない」ということがいかに大切かということだと強く思った作品。
コメディとサスペンスのバランスが良い☆サイドストーリーも現実的でい...
コメディとサスペンスのバランスが良い☆サイドストーリーも現実的でいい感じで進み、ちゃんと伏線も張っていて優秀な脚本なところがサスガ韓国映画でした!
これぞサスペンスの王道。イクメンパパの奮闘にも注目(笑)。
【賛否両論チェック】
賛:二転三転する展開や、最後にたどり着く驚愕の真相等、サスペンスの王道を地で行く展開がステキ。コミカルなシーンとシリアスなシーンの配分も見事。
否:登場人物が多く、事件そのものも結構複雑なので、全体を理解するのはやや難しいか。グロシーンもあり。
展開は、〝ザ・サスペンスもの”といった感じです。連続して起きる謎めいた殺人事件と、二転三転する犯人像。そして主人公達の活躍により、次第に明らかになっていく衝撃的な真相。個人的には、小説でいうところの赤川次郎さんの推理モノみたいな印象を受けました。
そして本作のもう1つの見どころは、主演のクォン・サンウの役どころ。片や〝かかあ天下”で尻に敷かれっぱなしで、仕事片手間に育児に明け暮れるイクメンパパの顔。そして片や、殺人事件に巻き込まれながらも、持ち前の好奇心と推理力でこれに挑んでいく推理オタクの顔。ともすれば難しい役どころを、極めて自然に演じていらっしゃいます。
コミカルとシリアスが程よく折り合わされた、良質なサスペンスに仕上がっています。
ひねりありのドタバタ推理もん。
結構ベースはシビアだし、殺人目的も面白い構図だけど推理オタクのダメ夫と嫁さんのケツに敷かれたベテラン刑事のやりとりとかがドタバタしていて楽しみながら見れた。
ホントにこんな展開の事件はそーはないけどつじつま合わせは良く出来てたな〜。
比較的韓国映画のドロドロさが弱い殺人推理もんでした。
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