華麗なるヒコーキ野郎のレビュー・感想・評価
全2件を表示
時代の終わりを描いた悲しい映画
クリックして本文を読む
曲芸飛行、飛ぶことの魅力に取りつかれたパイロットたち、そして一つの時代の終わりを描いた映画
コメディタッチの笑わせるシーンもあるんだけれど中盤、興行主がウォルドに「お前はいい奴だが疫病神なんだ」と言われ悩む顔を浮かべながら去るシーン・・・助けられる命が助けられなかったことを苦悩しているんだなと思った。どちらかと言うとこういう悲しいシーンが印象深い
怒りに駆られ群衆の上を飛行機でぶっ飛ぶ・・・映画の撮影でかつてのライバルと飛んでいたら戦争のことを思い出し体当たりの戦闘をする
こういう感情的に生きる荒っぽいところがウォルドの魅力だなと思った。
冒頭に映る命を落としていった曲芸飛行師たちの写真、そしてエンディングに主人公のウォルドペッパーもそれのように最後、写真が写って彼もそんな曲芸飛行師でああいう最期を迎えて本望だったのではないかと感じた・・・
コメントする (0件)
共感した! (0件)
素晴らしかった
クリックして本文を読む
自由を求めて危険をかえりみないアウトローの矜持がびしっとしていて楽しくて切ない。ドイツ空軍のパイロットがハゲなのにかっこいい。あんなレベルの高い者同士で認め合っている感じがまた素敵であった。
飛行機のアクションが、飛行機がぼろいのですごくハラハラするし、容赦なく人が死ぬので気が抜けない。最初にヒロインが死んでから何が起こるか分からない映画になった。
全2件を表示