華麗なるヒコーキ野郎
劇場公開日:1976年3月13日
解説
1920年代のアメリカを舞台に、飛行機に魅せられた男たちの生きざまを描く。第1次世界大戦で戦闘機のパイロットとして活躍し、その後も曲芸飛行で田舎を飛びまわっていたウォルド・ペッパー。彼はハリウッドにスタントマンとして招かれるが、そこで出会ったのは、元ドイツ空軍の英雄ケスラーだった。「明日に向かって撃て!」「スティング」に続き、ジョージ・ロイ・ヒル監督がロバート・レッドフォードと組んだ痛快作。
1975年製作/108分/アメリカ
原題:The Great Waldo Pepper
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
ロイヒル/レッドフォードコンビの娯楽安定作。
スティングの完成度には及びませんが、娯楽として十分に楽しめます。
惜しむらくは出演者たちにこれといった輝きがないところ。
やはりニューマン選手は偉大でした。
2020年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
曲芸飛行、飛ぶことの魅力に取りつかれたパイロットたち、そして一つの時代の終わりを描いた映画
コメディタッチの笑わせるシーンもあるんだけれど中盤、興行主がウォルドに「お前はいい奴だが疫病神なんだ」と言われ悩む顔を浮かべながら去るシーン・・・助けられる命が助けられなかったことを苦悩しているんだなと思った。どちらかと言うとこういう悲しいシーンが印象深い
怒りに駆られ群衆の上を飛行機でぶっ飛ぶ・・・映画の撮影でかつてのライバルと飛んでいたら戦争のことを思い出し体当たりの戦闘をする
こういう感情的に生きる荒っぽいところがウォルドの魅力だなと思った。
冒頭に映る命を落としていった曲芸飛行師たちの写真、そしてエンディングに主人公のウォルドペッパーもそれのように最後、写真が写って彼もそんな曲芸飛行師でああいう最期を迎えて本望だったのではないかと感じた・・・
2019年6月23日
Androidアプリから投稿
ジョージ・ロイ・ヒルの演出力がここでも光っているけれども、こういう男のロマンに浸れる映画って最近ないよねェ
2019年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
複葉機での華麗な曲芸。単葉機との差なんてさっぱりわからないけど、こだわり続けるアレックス(スヴェンソン)とウォルド(レッドフォード)のコンビが最高。スーザン・サランドンとの出会いのシーンもコミカルで楽しいレッドフォードの一面が見られる。
逆立ち、ローラースケート、フルート吹きなど、曲芸の色んな案が飛び出すが、「セックスだ!」などとバカなことを言いだす野郎ども。結局サランドンを翼に乗せる曲芸をしている途中、不運な事故が・・・手に汗握るシーンでした。
ハリウッドに行ってからは映画のスタントマンとして活躍するウォルド。曲乗りをするんじゃなくて、ケスラーとの戦いを撮るという。映画の内容もケスラーの物語りで、メインとなる一騎撃ちを撮るのだ。実際の戦争で行った敵機にも敬礼をしたという伝説。映画とはいえ、ケスラーと対戦するなんてウォルドにとっては夢のような話だったのだ。
空中戦も見事だったけど、「この映画ではもう二人死んでるんだ」という監督の言葉に驚いてしまいました。ほんとですか・・・?