ミュージアムのレビュー・感想・評価
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とにかく小栗旬がすごい
内容は漫画と同じくらいしか期待してなかったけど、漫画プラスα上手く深く厨二っぽくボリュームアップされていたしそのキャストも良かった。
(オチと犯人の設定)
それよりなにより小栗旬の演技が、見ていてレヴェナントのディカプリオを連想させるほど凄まじいものでそれがこの映画の九割九分。
クローズゼロで小栗旬にハマってあれをまた見たいと思っていたので大満足。
カエル男の俳優としての正体はTwitterで話題にさせてく仕掛けとしては面白い。
推理サスペンスを期待する人にとっては日本版SAW2なだけなのでそれなりの期待の仕方がおすすめ。
なかなか
チェイサーとかセブン好きなら楽しめると思います。
主人公・容疑者それぞれ殺せる隙とか有りそうに見えるけど、
何故主人公を簡単に殺さずに生かしておいたのかも、最後目の前で妻を殺させるのを見たいからだと思うと府に落ちるし、日本の警察はそうそう容疑者を撃てないしで、意外と現実的な部分を感じました。
強いて言うと、幼少の頃に猟奇殺人を目撃したショックでアレルギーが出たのは良いとして、何故猟奇殺人に固執するようになったのか、その思想に行くまでのプロセスをもう少し描写してほしかった。
それ以外は見所多くて満足です。最後の選択を迫られるシーンは迫力ありました!
リアリティーに欠ける気が‥
デートした女の子の希望で観たのですが、正直、期待外れでした。
主演の小栗旬は、演技力も有る良い俳優だと思いますが、本作品では、浅はかな役柄で、ただ喚いている印象しか無かったです。
序盤から中盤にかけて、何度も犯人を射殺する機会が有ったにも関わらず、拳銃を威嚇にすら使わない。
特に、妻子が誘拐されたにも関わらず、カーチェイス後に、犯人と遭遇した機会にも、拳銃を使う素振りすら見せない。
犯人は、犯人で、何度も主人公をなぶり物にしたのに殺しはしない。
かといって、破滅志向ではなく、最後に警察に踏み込まれた際は、逃げようと足掻く。
小栗旬や妻夫木聡が悪いのではなく、監督、脚本、演出がダメなんだと思いますが、正直、観ていて興醒めでした。
時間とお金を無駄にした1日でした。
皆さんも、時間とお金は、お大事に。
戦慄
全く先を予測したくない展開。
幾度もまさかと思いはしたが、映画の進行に身を委ねたくなり、やめた。
見事な構成と脚本だった。
翻弄されていく小栗旬から目が離せない。
少々無理があるシュチュエーションや設定でさえ、全て彼が塗り替えてくれるような…そんな堂々とした主役であった。
欲を言うなら、カメラワークが凡庸過ぎたか…。
何ヶ所かに奇をてらったようなアングルがあっても、良かったように思う。
これも漫画原作で、小栗旬の作品群からは離れておらず、も少し軽い感じなのかなと想像していたが、とんでもない。
見応えあった。
俳優陣の演技上手すぎ!
主役の小栗旬も
奥さん役の尾野真千子も
カエル男役の妻夫木聡も
みんな演技うますぎ!
最後の子どものシーンも
意味合い含んでて
あ、もしかしたらこの子も…
ってゆー想像できたりとかして
最後まで楽しめました!
今年見た映画の中で一番です!
レビューで書かれてるような和製セブン感はない
レビューで書かれてるような和製セブン感はない。原作知りませんが、大友監督秘密より全然こっちのほうがおもしろいです。グロさは控えめで、昔のホラーをパクりまくりですね。人肉饅頭、悪魔のいけにえ、sawなど。ハンバーガーが誰の肉なのか知りたかったです。
カエル男の正体を公開前に明かしちゃダメの刑
同名コミックの実写映画化。
いつものように原作が人気作なので賛否分かれてるが、いつものように原作未読なのでなかなか面白く見れた。
カエルのマスクを被った愉快犯による“殺人博物館”。
犬に喰い殺され、頬肉の削ぎ落とし、盾に真っ二つ、凍結、針千本…。
カエル男の手口はどれも残酷極まりないものばかり。
その描写もグロいっちゃグロいが、実を言うと期待したほどではなかった。グロさでは「アイアムアヒーロー」の方が上。
でも、邦画メジャーでこの手のグロい作品が続いて作られるようになったのは喜ばしい限り。(ドン引きしないでね…)
カエル男が現れるのは雨の日。
暗く、どんよりとした、陰湿な雰囲気作りも一役買っている。
カエル男に翻弄される主人公の刑事を、小栗旬が熱演。
家庭を顧みず、捜査に没頭。決して良き夫でも良き父親でもない。
追い詰められ、身も心もボロボロになり、目をも充血させ…やはり単なるイケメン俳優でない事を証明してくれる。
そして、カエル男役の○○○○の怪演は必見、いや、一見の価値あり!
殺人は芸術作品であり自分は表現者、特殊メイクを施し、そのキチ○イっぷりは見ていて愉快なくらい!(ドン引きしないでね…)
好青年としての○○○○が好きなファンは見ない方がいいかも。
被害者たちの共通点、過去のある事件の真相はいいとして、カエル男の動機はちと弱いが、そもそも愉快犯の心情など理解出来るものではない。
この手の邦画にありがちなセンチメンタルな描写もあるにはあるが、主人公の弱点・脆さを描く上でこれは許容範囲。カエル男が突き付けた主人公の罪は、主人公を壊れさせるに足りうる。
感傷的な描写は極力抑え、主人公とカエル男の行き詰まる攻防に焦点を絞ったのは潔い。
ちょっと期待外れだったのは、“エンディング”。
一応事件は解決しても後味の悪さは残すが、自分が期待した“エンディング”ではなかった。
(カエル男特製ハンバーガーの原料が思わせぶり通り妻子の人肉であったとか、主人公がカエル男のマスクを被った妻を撃ち殺すとか、そういう救いの無い“エンディング”を期待していたので…)
しかし、それらを差し引いても、このグロさ、陰湿さ、後味の悪さ、上々の邦画サイコ・スリラー。
採点は4でも良かったが、どうしても残念な点があるので0.5マイナス。
カエル男の正体は公開まで伏せとくべきだった。
カエル男さん、これに対して刑を!
おもしろかった。。。
WOWOWやるな。
面白い。序章がオンエアされてるけど、併せて見るとより面白い。
でもあと味悪いからご用心。
個性ある俳優さんいっぱいで見応えもありです。
カエル男いいぞ!
妻夫木聡すごいな。
見る価値ありです。
残念
家族のくだりが何度も出てきて。
観客は分かっているから。ちょっとくどいかな?
あと、小栗旬さんはちょっと叫び過ぎかな?
もう少し上手く立ち回れなかったのかな?
ちょっと残念でした。
すごく良かった
レビューを見ていると思ったより厳しくて驚きました
原作未読のまま映画館に足を運びました
友人と一緒に行ったのですが、原作を読んでいた友人も見終わったあと原作通りだったと絶賛
息遣いが荒くて冷めるや、叫び声がおおくて冷静に見てしまったというレビューが多いですが個人的にはすごくそれがよかったです
謎の殺人鬼に妻が狙われていると気付き、まんまとその策略に落ち、監禁状態にされ、冷静でいられるわけもないです
犯人に監禁されているとき、精神が狂ったかのようになる小栗旬さんの演技は最高でした
息遣いが荒く、焦点も定まらず、本気で精神がこわれてしまった人間のそれで見ていてハラハラしました
個人的には作品にすごくのめり込むことができて、サイコスリラーな映画で緊張感がすごかったです
おすすめの一作です
日光嫌いの猟奇殺人鬼
「るろう」「ハゲタカ」大友啓史監督の「プラチナデータ」「秘密」に続く刑事もの第三作。ワーナー・ブラザースとWOWWOW製作。まず地上波放送はない。
見ないでいれば気になる作品だ。「セブン」の衝撃を思い出させるような作品になっている。
かろうじて事件は解決しているが、後味はあまり良くない。サディズムの極致。死体鑑賞という悪趣味。
タイトルにひかれて見てしまった。
大友監督は、取材を重ねて、画面上にハエまで飛ばしたのだから、リアルな部分もあるのだろう。全体的には警察ドラマになっている。
以下、ネタバレです。私には難解すぎる作品ゆえ、書いておきます。詳細なストーリーはすでにいくつものWEBにアップされているようです。
かなりイカレテいる男。
幼少期に両親を惨殺されたという資産家の青年。ボクシングくらいはやっている体つき。こいつは、基本的には世間からずっと身を隠して生きてきた。霧島早苗という。
彼には双子の姉がおり、そちらはちゃんとした医師である。患者数が数百人はいると言われる「日光過敏症」の専門医のようだ。この辺りは最後までじっくり見ないとわからない。
第一の事件。数年前の少女樹脂漬け殺人事件。この裁判が裁判員裁判で裁かれ、冤罪で死刑判決が出た。容疑者は獄中で自殺。冤罪のせいもあるがこの事件の詳細は映画では一切明かされない。
真犯人は、裁判員裁判の死刑判決を出した裁判官や陪審員たちを私刑で裁いてゆく。それも相当酷い殺し方で。
多分、この作品がとても痛いのは、この私刑の残酷さもあるが、それぞれの罪に対応する罰の内容である。死に方は生き方でもあると断定するような。
1.飼っていた犬を捨てた罪=ドッグフードの刑
2.引きこもり青年=母の痛みを知りましょうの刑
3.健全な家庭で不倫をしていた男=均等の愛の刑
4.美魔女=ずっと美しくの刑
5.占い師=針千本飲ますの刑
6.仕事人間とその家族=お仕事見学の刑
美魔女は、私刑の対象なのか?
あと、巻き添えを食って蛙男に殺された西野刑事がかわいそうだった。
フィクション前提だが、霧島早苗という男の行動は、これだけのことを全部一人でやるには相当な知力と体力と資金力が必要。しかも周囲にバレないように短期間にすすめるのは都会では無理だと思う。田舎であったとしても、小さな罪でパクられないように全部の事件を起こすのは、至難の技だと思う。
腹を空かせたシェパード三匹を用意するだけでも苦労だし(飼っているのか)、沢田からカーチェイスで逃げ切り、トラックを運転して攻撃した攻撃力や身体能力や、監視するノウハウ、数々の造形能力からすると、ちょっとした超人である。
単なる引きこもりオタクではない。
しかし原作を読む気には全くならない。
後半、ジグソーパズルの場面すこしだれたが、狂気の時間だ。妻夫木聡の、ラストの顔が崩れる瞬間までの演技はすごかった。
海老入れないでと言ったのに、八宝菜に海老がはいっていてクレームをつけた中華料理屋の客がなんかリアルだった。八宝菜頼まなきゃいいのにね。
それか、あらかじめ海老を入れないように言わないと。
全体的に緊張感があって楽しめました
原作未読の者です。最初から最後までクライマックスの連続でした!!役者の演技力の高さも相まって、カエル男に追い詰められていく絶望感が凄く伝わってきました!!ただ、カエル男が猟奇殺人を行う動機が少し不明瞭な気がしました。ストーリー全体を通してグロテスクなシーンが散ればめられているのでそういう描写が苦手な方は鑑賞を控えた方がいいかと思います
小栗旬は演技うまい
前半は次から次へと色んなことが畳み込むように起きてきて、観てて飽きないんだよ。「どうなる?どうなる?」ってのめり込んで観る感じ。
小栗旬が捕まってから、なんかウザかったなあ。引っ張り過ぎなんだよね。仲間の刑事もさ、もっと早く来いよ。
途中「奥さんも子供も殺されちゃったのか!」ってなって、なかなか良いシナリオだなと思ったんだけど・・・。やっぱり商業的に難しいよね。
ラストは「新たな怪物の誕生か」「はたまた悪意と向き合い強く生きるのか」ってとこなんだろうけど、どうでも良かったな。
「これは犯罪ではない。芸術である」って犯人は宮部みゆきの《模倣犯》がうまくできてて、他の人がやってもパクリにしか見えないなあ。
市川実日子いいね。「こんな端役?」と思ったら、そんなことなくて良かった。
余計な事をしなければ満点
ほとんどマンガと同じストーリー展開なのはいいけど、犯人役が妻夫木聡とか公開前にバラしたり、最後に犯人のアレルギーが子供にうつった様な感じのエンディングはいらない、WOWOWの序章が胸糞悪くなるほど良かったのに残念
楽しめた!
今日観てきました。
迫力あるアクションシーン、カエル男が妻夫木くんなのは分かってたけど、霧島邸で覆面を外した妻夫木くんが別人みたいで 異常な人格を巧く演じてた。
小栗旬は、あたしは文句なしに良かったと思う。
賛否両論ですが、あたしはお薦め。
グロいシーンが苦手な人は注意。
とりあえず、沢村のマンションにいつの間にカメラがセットされたのかが、謎。
ハンバーガーのシーンはヤバイ。
妻夫木くんがかわいそうやった。
心因性で、酷くなったんやな。
とりあえず、あたしは楽しめた作品!
原作にほぼほぼ忠実にしようとした心意気
原作大好きで、何度も読み返しての鑑賞。
ミュージアムの予告とか特報とかが出始めた時に、カエル男は誰がするんだーっ!てめっちゃ気になってたのに、公開前に妻夫木さんっていうことが発表されてほんま残念。でも、ブッキーのいつもと違う面が見られるかも…と少し期待しつつ、話は展開していく。正直、カエル男の素顔はもっと隠してほしかったなー。思いの外、早い段階で『もうわかっちゃうじゃん…』
と思ってしまったorz でも、ブッキーの新境地だったのかな〜なんて思った。
小栗旬くんは、絶対ナイスキャスティングだと思ってたので、文句なし。確かに超人すぎたけど、逆に弱すぎても、話が進まないし、フィクションなんだからOKだと思った。
ストーリーは原作忠実なところがほとんどで、漫画のグロいところが映像にされてて、グロ好きにはほどほどによかった。ただ、ラストは原作と変えてきてて、なんで市川さんとブッキーのストーリーがもうちょっとあったら、変えた意味もあったように感じたけど、それ以上すると、本当に長くなっちゃうし、見てて疲れるかも…
オススメは、小栗旬くん好き、グロ耐性あり、サスペンス好きにはぜひ。
ローグワン(予告)の方が良かった
引っかかった点
・後輩がビルから落とされるシーン、項垂れてないで追いかけろよと、頭に疑問符だらけ。
・小栗旬の演技が耳障り。終始ハアハア言っているか怒鳴っている。
・妻夫木聡どこに出てた?まさか犯人?全く気付かず。
・犯人の動機がよく分からず…頭に残らなかった
予告のローグワンとファンタジックビーストの方が楽しかった。デススター、月と同じくらいじゃん、やばそうwと
カエルの仕事は早い
キャストも監督の映像の風合いもとてもよくマッチした、とてもよくできた実写化映画だと思います。
公開前のビジュアルを見た時点で、主演の小栗さんは合っているというか合わせているのか原作のイメージにぴったりで、鑑賞中も終始そう感じました。カエル役も、妻夫木さんでないといけないとは全く思いませんが、それなりにいいと思いました。
しかし、見ていて腹が立ったのが、小栗さんの妻役である尾野真千子さんです。演技の巧拙などはわかりませんが、ある感情をすべて表情に、声に出す演技。元のイメージとあいまって本当にただただ煩かったです。
クライマックスで、ぎゃあぎゃあと泣き叫ぶシーンでは黙ってくれ!と叫びたくなるほど。
話の流れを考えても、この女性に感情移入させないように作ったとは考えづらく、この役だけは他の方がよかったなと思ってしまいます。
あとはムラのある美術技術?。〝ずっと美しくの刑"はギャグか?と思うほどのクオリティ。それと終盤のカエル男の顔にフォーカスするところは、モコモコし過ぎでイレイザーヘッドです。
ただ、原作に忠実にまとまりのある映画で、実写化映画の優等生的作品だと感じました。
個人的には、大友監督が、原作のえぐい内容をどのような描写で撮るかをとても楽しみにしていたので、特に、
・組織に働く男たち・・・警察署内のトイレのシーン
・一個人の懊悩・・・小栗旬の追い込まれた時の演技
・そして凄惨な事件内容・・・カエルが料理を作っているシーン
という得意そうなものの揃い踏みで、映像や演出という点では、(とても楽しむような内容ではありませんが、、)楽しめました。
直接的な暴力表現は無いとは言いませんが、私は問題なく見られる程度に抑えられていたのもほっとしました。
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