「セブンと羊たちの沈黙とソウをオマージュして、上手にまとめ上げた一作」ミュージアム ディミトロさんの映画レビュー(感想・評価)
セブンと羊たちの沈黙とソウをオマージュして、上手にまとめ上げた一作
前述の三作がまだこの世になければ教科書的な扱いを受けていたのかなと思う。
そういった既視感の中でも、敵の魅力がキラリと光っていて満足度が高かった。
小栗旬が愛おしすぎて画面越しで愛撫しちゃうシーンは、邦画のサイコパス描画の頂点と言っていい説得力だった。このシーンだけでも観る価値がある。
小栗旬のやつれ具合はやり過ぎ感があるが、あんな化け物と対峙するならあれぐらいやりたくなるのも納得。
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