「傑作になれない理由」ミュージアム にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作になれない理由
原作未読にて。
演出もいい。映像もいい。
俳優もいい。テンポもいい。
セリフがいまいち。
原作(脚本?)は最悪。
の、映画でした。
誰しもそう思うだろうが、
「雨」「猟奇的私刑」「ボロボロ主人公刑事」
と、きたら それはもう”7”ですよね。
そしたら”7との比較”になるのは必然。
で、勝てるわけない。
で、刑の名づけがダサい。
”7つの大罪”はマネられなくても、
なんかなかった?
で、日本スリラーのお約束、
全部セリフで説明しちゃって興覚め。
で、ラスト。思いっきり”7”に寄せた展開。
撃つのか、撃たないのか⁉
撃ってほしいのか、撃たれたくないのか⁉
の、緊張を台無しにする警察の突入。
興覚め。
ラストカットには腹が立つほど。
「その病気は、心因性だよ」ていう前振りがあるんだから。
あのラストカットにしたいのなら、
一緒に運動会を応援して、子どもも大喜び。
途中で沢村刑事の電話が鳴る。
「ごめん、行かなくちゃ…」
子供は、喉のあたりが痒くなる。
という展開じゃない?
ま、どっちにしろ腹立ちますが。
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