「ケロヨン?」ミュージアム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ケロヨン?
クリックして本文を読む
『セブン』に影響を受けたのだろうか、アメリカ映画によくある猟奇的殺人事件のシリアルキラーを描いた作品。プロットとしてはある程度面白いのだが、細かなところでおかしなところが目立つ。カエル男(妻夫木聡)という設定もビジュアル的に成功しているが、やはり大事なところで粗があった。
妻(尾野)が同じ裁判員になっていたことで、彼女の命も危ない。しかし、夫婦仲が上手くいってなくて、息子とともに家出していたという最悪な状況の沢村刑事(小栗)。捜査からは外されるものの、独自に妻子の行方を捜していたのだ。この辺りまでは良かったのに、カエル男と直接対峙するようになってから不可思議。後輩の刑事が殺されそうになったときの対応だとか、日光過敏症の男を探し出す点とか、最後の刑事たちの突入シーンだとか、おかしなことだらけ。謹慎になったとしても連絡は大事ですよね。
コメントする