「危機迫る演技力が見事。」ミュージアム Pathfinderさんの映画レビュー(感想・評価)
危機迫る演技力が見事。
雨の日にだけ殺人を行う連続殺人鬼に追い詰められていく刑事。次々に起こる殺人はついに自分の妻と息子に迫っていた…。
恐い、恐い、そして痛い、辛い。あの殺人鬼の残虐な殺人の数々が生々しく、リアル。これはR指定じゃないのか?大丈夫なのかと思うほど直接的な、過激な描写。
妻夫木まじ恐い。つか妻夫木の原型を留めていない。顔も体も声も、恐ろしく醜く、恐怖そのもの。
そして小栗旬の危機迫る演技力、みるものを離さない空気感が尋常じゃないほど力強く、かっこよく、魅入ってしまう。
進むにつれ荒々しくなる表情、態度、息遣い。あの扉を開けた瞬間の絶望の断末魔。怒りが殺意に変わった瞬間の狂った表情。寒気がするほど圧巻。
グロさはきついが、それを上回る小栗旬の演技力の高さが半端ない。
あとハンバーガーがトラウマになります。
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