「極限の心理」ミュージアム ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
極限の心理
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猟奇的な殺人の連続で気持ちのいいものではなかったけど怖いもの見たさなのか少し期待してしまう自分もいた。
どちらかと言えば好青年の印象が強い妻夫木くんがカエル男を演じているのが面白く、その演技も見事だった。
小栗くんもまた精神的に追い詰められていく沢村を見事に演じていたと思います。
中でも冷蔵庫を開けた時が凄かった。
声も表情も頭の先から足の先まで全身で、極限の状態の人ってこうなんだろうなと…
もはやそれは演技に見えなくて、本当にその体験をした人物がスクリーンを通して目の前にいる様でした。
ここが一番魅入ってしまいましたね。
終わり方も意味深で、この物語の根深さを感じました。
もう一度観たいかと問われるとNOだけど、観てない人には一度はオススメしたい作品でした。
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