スポットライト 世紀のスクープのレビュー・感想・評価
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なんとも胸クソ悪い内容だった。 でも、それでこの映画が嫌いなわけで...
なんとも胸クソ悪い内容だった。
でも、それでこの映画が嫌いなわけではなくて、むしろかなり好み。
暗いトーンの映画の割に登場人物に熱い人が多くて、たびたび入るジョークに和んだ笑
ジャーナリストって過酷。
あんなきつい記事を調べあげて、発表して、発表後は電話のフォロー。
でも、社会の曲がった部分を追求し続ける。
「中立であり、社会の監視人」これがジャーナリズムのあるべき形だよなア
バットマンとハルクの共演
活字で読むのと予告のカット割りからスリリングなイメージを持って観ましたが・・・
実話だけに目が冴えるような場面変化も少なく・・・・
淡々と不正を暴く為に、チームワークを発揮する面々を追う!
最初は、あ!バットマン&バードマン・・・あ!ハルクやって思ってしまいましたが、各々がモデルとなった記者の雰囲気を徹底的に研究してる演技には脱帽!
ただチョッと2時間きつく度々睡魔に襲われました。
レイトショーは注意です^^;;;;☆3
良い意味でオールドファッション
素晴らしかった。
主人公達の新聞の調査と同じように、映画の描写としてもコツコツと要素を積み上げてゆき、見えてくる新たな真相。
911やクリスマスといった外的要因との関わり、最後に残される少しビターな後味。
そうした、派手にならず丁寧に積み上げてゆくところが良い意味でオールドファッションで良かったと思われ。
今作ではマイケル・キートンがとても良かったと思いますね。
いい上司ばかり
この映画で出てくる上司はほんとに優れた上司ばかり。新任の局長もほんといい人だったし、マイケルキートンの上司も出番は少ないけどよかった。んでマークラファロとマイケルキートンの関係もよかった。チームものとしても良かったし、会社描写がよかった。
ジャーナリズム満載だけど退屈でない素晴らしい作品で、アカデミー賞作品賞は納得。
マイケルキートンの仕事してる姿はほんと絵になるわー
釘付け
ノンフィクションだから結末は分かってるのに、最初から最後までスクリーンに釘付けにされました!
よくある事件だし、どんでん返しや意外な展開もないのに、なんでだろ…。
演技力と展開の構成が良かったのかも!
ヴァチカンは糞だ
今年のアカデミー作品賞。畳み掛けるようなダイアログの積み重ねと衒いの無い正攻法の演出でジャーナリズムの勝利を描いた佳作。何より「ヴァチカンは糞だ」というメッセージを声高に主張したことに意義がある。そんなこと知ってたよ。でも「俺達は何をした?」
幕引きの感じも『大統領の陰謀』を思い出した。勝利というか祭りの始まりの予感で終わる感じ
でもこれがアカデミー作品賞獲るなら『ゴッドファーザー PART Ⅲ』ってもっと評価されてもいいんじゃない?26年も前にヴァチカンの金融スキャンダルを告発しただろ!さあみんなで叫ぼう!「ヴァチカンは糞だ」
まあでも『スポットライト 世紀のスクープ』がその年を代表する一作かといわれると疑問やな。特に目新しさも無いしタイムリーでも無いし。だったら『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に作品賞あげてよって
意外性はないけど。
社会派ドラマとしてはちゃんと構成してある。けどね、何かハッとしない。一種の群像劇なんだけど、個々の苦悩をもっと深く描いてほしいところ。字面では悲劇や苦悩なんだけど、もっと、何というかエグい表現がないものか?人物が多くて記号的になってるのが一要因だと思う。実際の事件をあまり脚色できないのかもしれないが、個々のエピソードが濃かったら群像劇としては成功しただろうな。何というか感情移入が浅くなってしまった。逆にマイケル・キートンを主人公にその一人称の視点で描いた方が良かったか?アカデミーを取ったのは映画の力というより題材の力かも。日本人には興味本位な題材としかうつらないけど。
あっさり感。
カトリック教会において蔓延し隠蔽されていた小児性愛を世に知らしめた記者たちの奮闘を描いた作品。
うんうん、良く頑張ったねと思いましたが、印象に残る場面がありませんでした。
しばらくしたら忘れそう。
仕事とは、正義とは
退職を間近に控えた自分にとっては、仕事とは何かをとても考えさせられた映画だった。熱い思いと冷静な判断のぶつかり合いが物語を非常に緊張させたものにしていて、記者たちの揺れ動く表情からひとときも目を離せなかった。
にしても、アメリカンスナイパーとか、フォックスキャッチャーとか、このスポットライトにしても、自らの恥部をさらけ出す映画を通じて、アメリカという国には本当に興味が掻き立てられる。こんな風に自分達の国が、金持ちが、宗教がさ迷い込んだ闇を暴きたてた映画を作る気概には、単純に凄いなあと思ってしまう。とはいえ、闇ばかりじゃなくて、光の部分をちょっと勿体ぶって話しに織り込むのはいつもの手口ですけどね。
正義好きのアメリカの賛美話しとして捉えることもできるから、ある面、アヴェンジャーズと一緒かもしれないが、正義の中の悪と悪の中の正義を映し出したこの物語には最近のアメリカという国の迷いを見たような気にもなった。
あっ、これはこれで、この間見た、スーパーマン対バットマンと一緒だね。
邦画でこういう物語を見たいです。
「64」は少し期待(^ ^)
難しい内容だと思うけど安心してください!勇気をくれますよ。
実話作品鑑賞今年4作目!!今回はご存じ第88回アカデミー賞作品賞と脚本賞作品「スポットライト」
新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話作品。
そもそも作品タイトルの「スポットライト」とはなんじゃと調べてみると、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」の「スポットライト」と名がついた新聞一面のことであることにさっそくなるほどって思っちゃいました。
それはさておき、前回観た「ルーム」とはちがい社会派の内容でなーーんか難しそうと思いがちですが、安心してください!すぐに記事にするべきという迷いや対立、恐れがあっても真相を追及する新聞記者達の生命をかけた戦いに挑む人々を観ていくうちに地味そうに見えるけどじわじわとしみてくる緊迫感が素晴らしい作品です。
もっとわかりやすく例えると、連続犯罪を起こす犯人を追い詰めていく情熱・執念のある刑事ドラマだと思うとわかりやすいかな~。(わかりますかね?(笑))
キャストも味のあるメンバーだと思いました。マークラファロは行動派の記者、記事にするべきと上司との対立シーンかっこいいです(セリフにも注目)。マイケルキートンはスポットライトのチームリーダー、ネタバレになりそうなので言えないですが新聞記者の上司だからこそあることに迷います。レイチェルアクアダムスなどなどいいメンバーですが、私は新聞の編集長(マーティバロン役)のリーヴシュレイバーに注目してほしいです。こんな上司がいればこの会社は最高の会社だっって思うかもしれません。それはぜひ本編を観ていただきたい。
圧力が怖いけど、記者たちの信念をもって追及したこの大スクープの記事を観た人はさまざまな思いがあったでしょう。
記者の目線から描いた作品ですが、あの時あ~~すればよかったとちょっと迷っていることがあったり悩んでいる人にとっては一歩踏み出せる勇気をくれる作品だし記者って大変な仕事なんだとあらためて実感させてくれる作品でした。
私は4点とさせていただきます。ぜひご覧あれ!!
これは作品賞もなっとくだっ!
事実は小説より奇なり、このサスペンスは見ものだ。
事実は小説より奇なり。最近たびたび読むポリス・ミステリー、そこでは新聞記者の横柄な取材が、事件を真実から遠のかさせる。しかし、この映画はボストン・グローブの記者たちが、真実を懸命に暴き出していくサスペンス。事件の真実は教会という伏魔殿、それに加担する弁護士により封印されている。描かれているのは時間との戦いというサスペンスだが、伏魔殿との戦いという、真の人間による聖戦の面白さだ。
マイケル・キートン完全復活
ドラマとは思えないほどの展開の速さと内容の濃さに、アカデミー作品賞は流石と思わされる。教会という聖域のスキャンダルを暴くノンフィクションは世界中を揺るがした9.11というテロ事件でさえ霞んでしまうほどの大スクープだった。2年連続で作品賞に主演したM・キートンの完全復活がスゴイ
やりきれない思い
やりきれない思いが残る。
作品じたいがスポットライト(新聞)ようになっている。
まるで共に事件を探り同じような思いで胸くそ悪さを感じ、いたたまれなさ、やりきれない感情に涙が出てくる。
ラファロが吠えるシーンには胸が熱くなります!
真の正義とは何か?
米国ボストンの新聞"The Boston Globe"の新聞記者たちが
カトリック教会のスキャンダルを暴いた実話 が映画化され、
(神父による児童への性的虐待と、
カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダル)
第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマです。
大統領の汚職をテーマにした「大統領の陰謀:ウォーターゲート事件」を
思い出します。
『真の正義とは何か?』そして『真の勇気とは何か?』
を当該作品は、問いかけます。
なぜ、1000人以上の児童が性的虐待を受けたのか?
なぜ、児童に性的虐待した神父が、300人も存在したのか?
なぜ、悪事が、長年にわたって、黙殺されてきたのか?
第一に、『権力者のおごり』でしょう。
一般的には、「権力に長く居ると腐敗する」と言われています。
第二は、『保身からの隠蔽体質』
一般社会でも、上司に逆らえず、指示が間違っていると思っても従ってしまう。
先輩に連れられたバトミントン選手もいました。
自分や家族が信じている宗教だと難しい事も解りますが、
この隠蔽体質は、今回は、教会にも信者にも言える事です。
最後に、「排他主義」を指摘したいと思います。
私は、無宗教なので、理解できない点が多々あります。
私は、4人兄弟・姉妹の末っ子ですが、長女は、「エホバの証人」です。
「目の前で、自分の子供が交通事故で出血多量で死にそうでも、
母親である自分の血を輸血しない」宗教です。
両親が他界した時も、宗教を理由に、葬儀に出席しませんでした。
無宗教な私がとやかく言うべきではありませんが、
宗教・民族・人種などでの、『排他主義』 が、
国際テロリスト集団であるISを存在させ、
信者が過度に宗教を過信する原因だと思います。
そして、排他主義が一種独特の閉鎖された世界を創ってしまうのです。
少しずれてしまいましたが、お薦めの作品です!
Michi
[PS]
アカデミー賞最優秀作品なのに、
なぜ、MOVIX川口で上映しないのか?!
派手にドラマチックに仕上げていないところがGood
見終えたときは、やっぱり「The Big Short」と比較しまって。
やや地味だなーなんて思いましたが、考えてみればスクープをこっそり追うのだから当たり前。だからこそリアルでした。
カメラワークも最高、キャスティングもばっちり。 Rachel McAdams以外、若手がいないのも良かった(笑)。皆、さすがの演技です。
Billy Crudupが出ていたのが個人的に嬉しかったな~。
よくわからん。
日本人なので教会が社会的にも強い力を持っているとかよく理解出来なかった。
でも日本のジャーナリズムみたいに不倫ばかり追っているより社会を良い方に変えるジャーナリズムは絶対必要だと思った。
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