スポットライト 世紀のスクープのレビュー・感想・評価
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アカデミー賞作品賞も納得
カトリック教会の神父達による少年少女への性的虐待と言う一大スキャンダルを暴いた、ボストン・グローブ紙の記者たちの活躍を描いた作品。第88回アカデミー賞では作品賞、脚本賞を受賞した。
そうかぁ。この作品でそのシーンを見るまで、この話が9.11を挟んでの出来事だったということに気が付きませんでした。9.11の発生で、世の中は、そしてボストン・グローブ紙もテロとの戦い一色になってしまい、それまで積み上げてきた事が、一時棚上げになりそうになるんですよねぇ。あの雰囲気を考えれば、それも致し方無いのかもしれませんが、そのままボツになることがなくて、良かったです。
この作品に対する、カトリック教会の反応がなんとも・・・。一応、このボストン・グローブ紙による調査報道で「一連の過ちが明らかになって、罪を認めて責任を取ることが出来た」みたいなコメントをしているようですが、本音ではどうなんでしょうね?この作品でも描かれているように、もみ消そうとしていたくらいですからね・・・。
宗教に寛容というか鈍感な日本人には、分かり難いテーマの作品だったかと思いますが、それでも、心の拠り所になっている組織・施設・人物たちに寄る、これらの出来事は、非常にショッキングだし、スキャンダラス。それを、よくここまで描いたと思います。そう言う意味で、アカデミー賞作品賞も、なっとくかな。
なんとも胸クソ悪い内容だった。 でも、それでこの映画が嫌いなわけで...
バットマンとハルクの共演
活字で読むのと予告のカット割りからスリリングなイメージを持って観ましたが・・・
実話だけに目が冴えるような場面変化も少なく・・・・
淡々と不正を暴く為に、チームワークを発揮する面々を追う!
最初は、あ!バットマン&バードマン・・・あ!ハルクやって思ってしまいましたが、各々がモデルとなった記者の雰囲気を徹底的に研究してる演技には脱帽!
ただチョッと2時間きつく度々睡魔に襲われました。
レイトショーは注意です^^;;;;☆3
良い意味でオールドファッション
いい上司ばかり
ヴァチカンは糞だ
今年のアカデミー作品賞。畳み掛けるようなダイアログの積み重ねと衒いの無い正攻法の演出でジャーナリズムの勝利を描いた佳作。何より「ヴァチカンは糞だ」というメッセージを声高に主張したことに意義がある。そんなこと知ってたよ。でも「俺達は何をした?」
幕引きの感じも『大統領の陰謀』を思い出した。勝利というか祭りの始まりの予感で終わる感じ
でもこれがアカデミー作品賞獲るなら『ゴッドファーザー PART Ⅲ』ってもっと評価されてもいいんじゃない?26年も前にヴァチカンの金融スキャンダルを告発しただろ!さあみんなで叫ぼう!「ヴァチカンは糞だ」
まあでも『スポットライト 世紀のスクープ』がその年を代表する一作かといわれると疑問やな。特に目新しさも無いしタイムリーでも無いし。だったら『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に作品賞あげてよって
意外性はないけど。
仕事とは、正義とは
退職を間近に控えた自分にとっては、仕事とは何かをとても考えさせられた映画だった。熱い思いと冷静な判断のぶつかり合いが物語を非常に緊張させたものにしていて、記者たちの揺れ動く表情からひとときも目を離せなかった。
にしても、アメリカンスナイパーとか、フォックスキャッチャーとか、このスポットライトにしても、自らの恥部をさらけ出す映画を通じて、アメリカという国には本当に興味が掻き立てられる。こんな風に自分達の国が、金持ちが、宗教がさ迷い込んだ闇を暴きたてた映画を作る気概には、単純に凄いなあと思ってしまう。とはいえ、闇ばかりじゃなくて、光の部分をちょっと勿体ぶって話しに織り込むのはいつもの手口ですけどね。
正義好きのアメリカの賛美話しとして捉えることもできるから、ある面、アヴェンジャーズと一緒かもしれないが、正義の中の悪と悪の中の正義を映し出したこの物語には最近のアメリカという国の迷いを見たような気にもなった。
あっ、これはこれで、この間見た、スーパーマン対バットマンと一緒だね。
邦画でこういう物語を見たいです。
「64」は少し期待(^ ^)
難しい内容だと思うけど安心してください!勇気をくれますよ。
実話作品鑑賞今年4作目!!今回はご存じ第88回アカデミー賞作品賞と脚本賞作品「スポットライト」
新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話作品。
そもそも作品タイトルの「スポットライト」とはなんじゃと調べてみると、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」の「スポットライト」と名がついた新聞一面のことであることにさっそくなるほどって思っちゃいました。
それはさておき、前回観た「ルーム」とはちがい社会派の内容でなーーんか難しそうと思いがちですが、安心してください!すぐに記事にするべきという迷いや対立、恐れがあっても真相を追及する新聞記者達の生命をかけた戦いに挑む人々を観ていくうちに地味そうに見えるけどじわじわとしみてくる緊迫感が素晴らしい作品です。
もっとわかりやすく例えると、連続犯罪を起こす犯人を追い詰めていく情熱・執念のある刑事ドラマだと思うとわかりやすいかな~。(わかりますかね?(笑))
キャストも味のあるメンバーだと思いました。マークラファロは行動派の記者、記事にするべきと上司との対立シーンかっこいいです(セリフにも注目)。マイケルキートンはスポットライトのチームリーダー、ネタバレになりそうなので言えないですが新聞記者の上司だからこそあることに迷います。レイチェルアクアダムスなどなどいいメンバーですが、私は新聞の編集長(マーティバロン役)のリーヴシュレイバーに注目してほしいです。こんな上司がいればこの会社は最高の会社だっって思うかもしれません。それはぜひ本編を観ていただきたい。
圧力が怖いけど、記者たちの信念をもって追及したこの大スクープの記事を観た人はさまざまな思いがあったでしょう。
記者の目線から描いた作品ですが、あの時あ~~すればよかったとちょっと迷っていることがあったり悩んでいる人にとっては一歩踏み出せる勇気をくれる作品だし記者って大変な仕事なんだとあらためて実感させてくれる作品でした。
私は4点とさせていただきます。ぜひご覧あれ!!
これは作品賞もなっとくだっ!
事実は小説より奇なり、このサスペンスは見ものだ。
マイケル・キートン完全復活
ドラマとは思えないほどの展開の速さと内容の濃さに、アカデミー作品賞は流石と思わされる。教会という聖域のスキャンダルを暴くノンフィクションは世界中を揺るがした9.11というテロ事件でさえ霞んでしまうほどの大スクープだった。2年連続で作品賞に主演したM・キートンの完全復活がスゴイ
やりきれない思い
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