劇場公開日 2016年4月15日

  • 予告編を見る

「責任の行方」スポットライト 世紀のスクープ 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0責任の行方

2016年4月20日
スマートフォンから投稿

「ダウト」で、やんわり、同じ題材やりましたね。なぜ、やんわり描かれていたか、本作で分かったような気がします。限られた空間と情報が、人を誤らせることは、有名ですが、身内の恥を隠ぺいしたいのも、人の性と云うか、業と云うべきでしょうか。しかも、隠ぺいするだけの組織力があれば、尚のこと。で、本作のセリフ登場です。『記事の責任は、誰が?』『…記事にしない責任は、誰が?』人は多かれ少なかれ、責任を担いで生活するもの。大きな組織にいる時でも、自覚したいものです。スポットライトを当てる側になるか、当てられる側になるかの、分岐点がそこに、潜んでいるようです。

機動戦士・チャングム