エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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旧約聖書必須?でもない。
「ハカセ⇄デイビッド⇄エイリアン」の関係はさらに左に「神(ヤハウェ)」を持って来ると、哲学的と言うか頭の体操と言うかともかく更に楽しめると思います。その為には一応一神教の思想と旧約聖書のダビデ王のクダリは勉強した方がいいですね。あ、ハカセが半ギレしながら「お茶を入れろ!」とデイビッドに命令する所も聖書絡みです。
あと、ジョンデンバーのカントリーロードが流れてクルーが喜んでいるところは、ブラックもいい所で、都市伝説絡みwww
で、小道具の失敗が一つありましたね。レーザーポインターの色。グリーンが使われはじめたのはここ10年くらいなので更に未来で使われていてもおかしくないのですが、リプリー時代はレッドでしたね。もちろん当時はレッドしか出回っていないし、グリーンになるなんて思ってもいないから仕方ないんだけど、今レーザーがグリーンなのは「レッドより視認性に優れているから」なので、そこら辺知っていると「なんでコヴェナント以降に性能劣化させるんだ?」って考えちゃいます。エクスペンダブルズもレッド使っているしそれで良かったんじゃね?と思います。
第1作とか観てるのでショック感は薄いものの、全体としてはよく練られたストーリーだし、前のを知らなければエイリアン出現シーンはカナリショックだろうと思うので、気に入りました。
リドリー版、ブレードランナー2
ツッコミ所は多々あるものの、少なくとも前作プロメテウスの30倍位は楽しめました。
当初嫌いだった新クリーチャーのデザインも見慣れると可愛く思えてきたり。
小道具のレトロ感や、華のない地味なキャスティングも見事で。正にエイリアン一作目の雰囲気を再現できていたと思います。
ビジュアル面や演出では前作に比べかなり初代エイリアンに近い印象になっていて、安心して見れました。
個人的に残念だったのはエイリアンの生態において、これまでとやや矛盾する設定が加えられていたりする点ですかね。エンジニアの下り等は原作レイプと言われても仕方ないくらいのもので。シリーズのファンの中にも拒否反応を抱く人もいるかと思います。
これらを受け止められるか、不快に感じるかでも作品の評価は割るところでしょう。
また、エイリアンには必要ないような不必要なシーンが多く、ごちゃごちゃした印象は拭えません。監督が良くも悪くもやりたい放題詰め込んでいますが、このカオスな作風にノレれば楽しめるはず。
作中登場するアンドロイド・デイビッドの"親殺し"のテーマ性は、ブレードランナーのロイを思わせて興味深かったです。
ネオモーフの活躍もきっちり描かれていて楽しく見れました。
エイリアン映画としては十分次第点。
次回以降二作かけて何を描き初代エイリアンに繋げるのか、監督の作家性が問われるところかもしれません。
新3部作であるなら、納得出来る
エイリアンに繋がるようになるのかなと思っていたことをお詫びします。映像技術はあいも変わらず素晴らしいし、次に繋がるラストは良かったと思います。次回作期待しますが、米国でヒットしなかったと聞いていますので、資金が集まるのか心配しています。
謎が深まる。
エイリアンシリーズを全て見ていて、
関連作はやっぱり気になっちゃう派なので(笑)
いざ見てみましたが(・U・)、、、
正直言ってしまうと、
「前日譚」と称されてますが、やはり
エイリアンサーガシリーズとはまた
'別の'ものと思いました。
前作のプロメテウスもそうだったと思いますが、
妙にストーリーが哲学っぽくなったり深みがあったり、既存のエイリアンシリーズのような
「単純」とは違うけど「シンプル」というものではなくなってしまっていて難しかったですね。。
映画の感想を言うと
まぁまぁかなって感じでした(^◽︎^;)。
既存のシリーズに負けず劣らずのグロさもあり
(映画館で見るとやっぱり怖いかなって感じ笑)、
ヒロインがエイリアンと戦う場面が少しかっこよかったかなって感じです。
あとはマイケル・ファスベンダー演じる
味方のウォルターの勇ましさも良かったです。
残念なのはやっぱりバッド・エンドということで
悪者のデビィッドの勝利。
内心(チクショーーっ!!)と僕も叫びたくなりました
(-_-||)。
そして前日譚ということでやっぱり、
サーガとの繋がりが気になりますが、前述の通り
なんか'無理矢理感'が感じます笑
今作でなぜエイリアンが生まれたかという話は
できましたが、これだとシリーズに出てくる
リプリー達がただの'被害者'にしか思えませんし、
まだ謎もいくつか残りましたね。。
・デビィッドはあの後どうなったのか?
・なぜウェイランド社がエイリアンのことを知っていたのか?
・ジャガーノートにエイリアンの卵があり(デビィッドの置き土産?)、また他のエンジニアがいたのか(デビィッドによって虐殺されなかった生き残りか?)
などなど気になる点はまだ多いですね。
監督によるともう1作、作られるようですが
それはまたプロメテウスとコヴェナントの間の話
だそうですし・・・
また訳がわからなくなりますね笑
アンドロイド。
「プロメテウス」の続編であり「エイリアン」の前編に当たる本作
だがこれならタイトルを「アンドロイド」にしたらどう?なんて
思ってしまった。ファスベンダー演じるデヴィットの登場から
あ~最後はこうなるなと分かってしまったし、彼を観る作品だ
った気がするからだ。エイリアンの創生もかなり残酷で怖いが
それを完成へと導いたデヴィットありきの作品。ウォルターと
デヴィット役でほぼ出ずっぱりのファスベンダーが引張る内容
で、エ?それでダニエルズはいつからどんだけ活躍するのよと
待ちに待ってしまった。特にエイリアンファンではない私でも
興味深く観られたが、プロメテウスがあまり面白いとは思えず
所々を忘れていたので、時間があれば復習してから観たほうが
より繋がりが確認できるのかも。初めてエイリアンを観た時の
ショックや恐怖に慣れてしまった今も気持ち悪さは健在だった。
大ヒット超大作など望まない、これぞエイリアンワールド‼️
これを待っていた
前作プロメテウスに続き、このシリーズはいかにエイリアンの世界に浸れるかにつきる。
映画としてどうこうは置いておこう。
そうゆう意味では満点です。
ついに明かされたエイリアン誕生の謎。
もはや主役はデヴィッドになってしまいましたが、プロメテウスの動向からそれも想定内ではあった。
デヴィッドのドラマとも言えるのか…
スコットよ、ありがとう。
満足
「エイリアン」シリーズの第1,2作を観ていると尚良いが、前作「プロメテウス」の観賞は必須。初めてエイリアンを観るという人には全く向いていないが、リドリー・スコットはあの年にして今までのシリーズをはるかに凌ぐ壮大な世界を想像していると思うと脱帽だ。
後付け感は否めず、シリーズにも矛盾が生じるのは事実だが、それはハリウッド映画ならではの「無かったこと」にして切り抜けれそうだ。(確か「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」はそうなっていたはずだ)前作よりは分かりづらいこともなく、きちんと「エイリアン」だったが、それでも謎は解明しきれていない。
ファンとしては気になるジャガーノート号のエンジニアの存在や、なぜ彼らは人類を滅ぼそうとしたのかなど、本編を観ただけではまだ分からない部分は正直まだ多い。それを分かりやすく解釈しているサイトがあったり、映画パンフレットやBlu-rayなどのソフトの特典映像にヒントが隠されていたりなどがされているものの、劇中でしっかり描いて欲しいものだ。私はそのじれったさや分からないものへのわくわく感や作品そのものの世界観にはまり、お気に入りの一本になったのだが、それにしてもやりたいことをやり過ぎに感じる。興行成績を期待するならば、今のやり方は適していないだろうと思われる。
だが、リドリー・スコット監督が自身のやりたいことを突き進むのであれば、我々もそれに便乗して観たい人だけ観れば良いと言うことなのだろうか。
スペースコメディー映画(笑)
前作に引き続いて、クルー全員が間抜け過ぎて笑ってしまいます。
血で滑って笑い、再度滑って爆笑、挙句の果てに宇宙船爆破させ大爆笑。
映画館で久々に大声で笑ってしまった。
まぁ、リドリー・スコット監督だからそれでいいんです。
なんだか温かい目で「うんうん、こういうのが作りたかったんだね。こまかいツッコミ所は気にしない」
監督への愛があれば楽しめる映画だと思います。
SFに期待して裏切られるいつものパターン
多くの人が書いてる、プロメテウスを事前に観ておかないと意味が分からないという助言に反し、いきなり本作を観た。
ストーリーはおおよそ把握できたつもりだが、途中やっぱり意味の分からない箇所があったのはそういう事かと、後からこのサイトのレビューを観て気付いた。
そんな事よりも、自分はアクション(体を動かす系)で、女性が重要な役を担う作品がほんとに嫌いだ。エイリアン、ターミネーター、進撃の巨人など。女性客も取り込もうとする商業目的がミエミエでまず嫌悪感を持ってしまう。
女性の方が高いパフォーマンスを出しているスポーツが1つでも存在してるだろうか。いや、スポーツ全体じゃなくてもいい。男性の世界記録を上回ってる女性アスリートがこの地球上に1人でもいるのか?自分は存じ上げない。
これは差別とかではなく、事実であり得手不得手の話。
スペースシャトルを見ても、過酷な訓練で選抜されたメンバーの中で女性の占める割合は圧倒的に少ない。ましてや未知の惑星への移住である。
惑星オリガエ6に対し、緻密な調査を繰り返し、長い時間を掛けて訓練を行ってきたと言っていたが、あれだけ女性を出されると全く現実味がない。
入植者が2千人となっていたのだから、その内訳は当然半数が女性だろうが、乗組員にあれだけ女性がいるとは。乗組員って何する人たち?となってくる。
もっというと、初代エイリアンもそうだが、なぜアンドロイドは1人なのか。あれだけのパフォーマンスが出せるのだから、乗組員の8割はアンドロイドが適正だろう。感情のブレもないし、歳もとらないのだから。
船長・副船長くらいは人間でもいいが、あとは人間である必要がどこに?
しかも乗組員の中には夫婦や婚約者がゾロゾロと。。
ピクニックにでも行くんですかね?
しかも、他の方も書いてるが、作中でこの乗組員が間抜けな事ばかりをしでかしていく。書き始めるとキリがないし、書くのもバカらしいくらいど素人な言動を繰り返す。
観てる最中、「だから乗組員の役割と、どうやって選抜したかを教えてくれよ」とずっと思ってしまった。
未知の惑星移住計画にしてはあまりにもお粗末。
途中偶然に発見した惑星までは数週間掛かるらしく、それだけ離れた距離にある惑星の詳細なデータが把握できる「マザー」が、ニュートリノの衝撃波は事前に検知できなかったらしく、間近になってようやく「衝撃に備えて下さい」とのアナウンスを流すだけ。
宇宙船の進行方向に対する障害物検知って一番大事な能力でしょうに。
そんなマザーを信じてよく安眠できるな。
最後、宇宙船の乗っ取りに成功したアンドロイドが、胚が冷凍保存されている容器にエイリアンの胚を忍ばせるが、その前に、船内に不審者(エイリアン)がいる事を検知してるくせに、移住計画の命運が掛かっている大事な冷凍庫の中に不審なものを入れられた事は検知できないマザー。
頭悪すぎでしょ。アンドロイドの権限で冷凍庫開けられる設定もおかしいし。
一つだけ妙に納得したのは、目的とは違う惑星に寄り道してしまう所。
その惑星から何らかの意図的な電気信号が発せられていたという事は、先住民がいる可能性が極めて高いという事。
目的地を変更してそこへ向かうという発想は、我々日本人にはない発想だなと思った。反対してる人もいたが、先住民と戦争するのか共存するのか、どうコミュニケーションをとるのか系の不安ではなく、今までのトレーニングが無駄になるとの理由。自分たちの事しか考えていない。
こんな事が平気でできるアーリア人だから、アフリカ、南米、オーストラリア、アジアの全域で、先住民を虐殺して植民地にできたんだと、そこはリアリティーを感じられた。
終わり!どちらも!~R.スコットも「エイリアン」も限界~
【終わり!どちらも!~R.スコットも「エイリアン」も限界~】
by PAPAS
「エイリアン コヴェナント」12点。
魅力のないヒロイン(「ハリーポッター」の時から感じていました)。
激しくてグロテスクな戦闘シーンが激減(エイリアンの数も少ないですし、どのシーンも既視感アリアリです)。
予想されたどんでん返し(最初の小難しいシーンから。別に変に哲学的にせずとも)。
超マンネリ化したストーリー(骨組みは前回と何が変わったんですか?ラストだけやん!)。
「エイリアン」シリーズ最低の才能のないR.スコット監督(キャメロン・ジョネ・フィンチャーには全く及びません)。
=R.スコット監督79歳。インタビューと全然違います、自覚もない。「リタイア」を勧めます。お疲れ様でした。
=「エイリアン」シリーズ、長すぎます。余程の革命的ストーリーでない限り(ならば新シリーズにすれば)打ち切り。
どちらも限界です。残念ですが。「エイリアンもの」の大ファンなんですが。
ならば、新しい「エイリアン・モンスター」に衣替えをしましょう🍀
エイリアン好きなら…
今回のエイリアンはプロメテウスの続き、プロメテウスの時代から10年後の世界。
だからこそプロメテウス…出来ればエイリアン1、2は一度は目を通して置かないと今回のコヴェナントに出てくるプロメテウスの登場人物、散りばめられた仕掛けに気付かずにただただスルーしてしまい置いてきぼりを食らう、初めてエイリアンシリーズを映画館で友達と鑑賞する場合誰か一人でも予備知識があるとよりエイリアン コヴェナントを楽しめるはず。
個人的な感想は、最高に良くもなく悪くもない作品。
エイリアンシリーズを観ていないと初めての方はよくわからずアクションが凄いな〜美麗なCGだな〜って思って終わる。
しつこいようだが、予備知識を持って観て欲しい。
続エイリアンことはじめ
プロメテウスに続いての、如何にしてエイリアンサーガに繋がるのかをテーマにした作品。
前作観てないとなんこっちゃ訳わからん処満載。
二作続いて主役のお姉ちゃんが不細工なのはわざとなのか?
結果的に善悪相対するアンドロイドが同じ容姿ってのが、落ちに繋がるのが単純で、もう少し捻って欲しかった。
エイリアンってよりブレードランナーのレプリカント寄りのテーマ。
三部作らしいので、次作でやっとノストロモ号に繋がるのか?
リドリー・スコットは終わった
これがあの「エイリアン」を作った監督の作品とは到底信じられない。
「プロメテウス」のときもそうであったが、乗組員の、病原体を含めた未知の生物に対する危機管理があまりにお粗末。(というか、今回は危機管理そのものが「全く無い」)。その上、乗組員がアホばかりで、危機予測、危機対処が何もできない。
従って映画の中で生じる危機は、彼らがもう少しまともなら、起きないものばかり。そして、説得力・必然性に乏しい、無理矢理押し込んだような「人工的な危機」がそれに追い打ちをかける。
さらに、ストーリーの流れや雰囲気も雑然としており、一貫性に欠けるため、到底映画の世界に感情移入できない。
「プロメテウス」でガッカリさせられたのに、わずかに期待して観に行った私が愚かだった。「コヴェナント」でだめ押しされてしまった気分である。
荘厳かつおバカのさじ加減が心地よい
『オデッセイ』での考証とデザインなどであらためて見せたSF適正をある部分では活かしつつも、今作ではかなりのシーンで清々しくも放り投げた印象。そしてあざといまでに過去の作品(主にオリジナルと『エイリアン2』)を掘り返しては笑いにしてしまっている。あくまで個人的な感じ方ではあろうが、リドリーにしてみれば「こういうのが観たいんでしょ」というサービスのつもりなのだ。セルフパロディとも言えるアイデアの連続にこちらとしては笑うよりない。
これらはおそらく『プロメテウス』以降に制作されたSWやマッドマックスの続編の成功に由来されているのではないかと見込んでいる。特に『フォースの覚醒』には影響を受けていると思われるし、早くも決定しているという続編のタイトルはなんと「Awakening」だそうで正気とは思えない。ちなみに人類とエイリアンの起源には飽きたらしく、AIの話になるのではないかという情報がある。デヴィッドのキャラが立っているのでありがちなアイデアではある。
今作ではあいかわらず謎が多いが、もうこの前日譚シリーズではそれらがまともに回収されることはないのだろうと思える。今作の舞台はエンジニアの母星だと考えて差し支えないのだろうが位置関係は結局不明。LV-223やLV-426が地球から39光年離れたZeta Reticuliに属する同一惑星の衛星という位置関係であり、そうした設定とは対照的だ。まあそもそもZeta Reticuliというあたりがすでに悪い冗談なんだけれども。
またエンジニアの描写もよくわからず、あたかも文明が退行しているかのようであった。というかそうなのだろうが前作のエンジニアパイロットの描写と食い違いが生じている。植民船のイカれた構造とかいろいろあってポカンとするよりない。
見所はとにかくグロいということで、見事に原点回帰。アンドロイド同士の格闘とかめんどくさい方法でネオモーフを船外に放出するくだりとか‥やっぱり笑える。そうしたダークな部分とおバカな部分がいい感じに散りばめられているというリドリーお爺さんの新機軸に乾杯。
ちなみに弟のトニーがもし撮ったらこんな風になったかも‥とか鑑賞中に考えて少し泣きそうにもなった。
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