映画レビュー
ミンホとサンオプの記憶
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あれだけ自殺したがっていたミンホが同室になった男サンオプの出現で生きがいを得る。事故で入院したサンオプは短期長期の記憶障害を繰り返すためミンホはいらつく。妻と子どもを殺された恨みから、身体の自由がきかないまま殺す手段を考え続け、ことある毎に殺害を企てるものの全て失敗に終わっていた。
そんなある日、神経外科のペク科長が未承認薬の治験を試みる。なぜかミンホもサンオプも同じ薬。しかし、悪夢を見たりする強烈な副作用。朦朧としたまま復讐を実現させようとするが・・・
強烈なブラックコメディ。2人の男のうち、どちらが妻スジンを殺したんだ?両者ともに妻スジンを殺したのはヤツだ!と、お互い殺そうとする。
ペク科長が姿を見せなかったのもどんでん返しに重要な伏線。というか、スジンの娘がペク・ジナそのもので、虐待され続けた上に母親を2人に殺され2人に復讐するため同室になるよう仕組んだことだったというオチ。舞台になるのが1984年という設定もDNA鑑定がなかった時代にしたかったからかもしれない。それにしてもユ・ヘジンは本当に怖い・・・
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