ザ・ラスト・ウォーリアーのレビュー・感想・評価
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威嚇する時は動きと舌で。
物語は単純で、自然の映像もアポカリプトみたい。
この映画の1番の見所は、マオリ族の武器を使った、カッコいい戦闘です。
戦闘前の無意味そうに見える威嚇動作や、威嚇の舌出しがカッコいい!
個々で威嚇の仕方が違うのも漫画を見ている様で楽しかったです。
また、アクション映画でよくある、映画後半に大量の銃器発見…というシーンをマオリの武器で再現してくれた時には嬉しくて笑ってしまいました。
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舞台が新鮮で印象深い。異色の古代アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:古代マオリという舞台が新鮮。孤独な魂同士が出逢い、復讐に生きる目的を見出していく姿が、儚くもどこか恐ろしく描かれていく。
否:登場人物達の行動には、やや理解がしにくい部分が多い。スピリチュアルなシーンや、人肉を食らったりするグロシーンも多数あり。
全てを奪われた1人の青年と、かつて全てを失い、今は“ケダモノ”として畏れられている最強の戦士。2人の孤独な魂が出逢い、やがてそれぞれの生き様と死に様を見つけていく姿が、どこか切なく、またどこか狂気染みていて恐ろしくもあります。特に最強の戦士の、ことごとく好戦的な人間性には、賛否両論がありそうなところです。
また、どうしても舞台が舞台なだけに、食人等のグロテスクなシーンが多数登場するのが難点です。格闘シーンも、古代の戦闘民族の戦いならではの、表情や仕草で相手を威嚇したりする場面が多いので、現代的なアクションが好きな人には、やや受け入れにくい部分があるかもしれません。
とはいえ、一風変わったアクション映画ですので、是非観てみて下さい。
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