エイプリル・ソルジャーズ ナチス・北欧大侵略のレビュー・感想・評価
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ドイツの機械化された部隊の速さ
6時間で終わったドイツのデンマーク侵攻を描いた映画
逃げても逃げても凄まじい速さで追ってくる強力なドイツ軍
それをひたすら淡々と伝えられ、その映像が実写かと紛うくらいに品質高い
ただし物語はほとんど無し
戦前の日本が異常だったのか・・・
デンマークがナチスに侵略された際の実話をもとにした作品のようで、一小隊の戦いを描いた作品です。
当然のことながら私は戦争を知りませんが、史実に限りなく近い作品と言う印象です。良く言えばリアル、悪く言えば抑揚のない映画的に面白みがない作品でした。
映画と直接関係がない話ですが、割りとあっさりと降伏した印象です。日本軍が各地で「玉砕・全滅」していったことと比較すると、大きな違いを感じます。勿論ナチスに占領された後々の苦労を考えると降伏が正しかったのかは議論はありますが、国の為と言いながら個人の死が当然のように受け入れられた戦前の日本の方に、私は恐怖を覚えてしまいます。
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戦いの果てに知る、哀しい真相。淡々と語られる悲劇。
【賛否両論チェック】
賛:戦争が引き起こす悲しみを、極めて現実的に淡々と描く描写が印象的。飾らない感じがかえってリアル。
否:描写は結構淡々と進むので、シーンによっては眠くなるかも。
戦争映画ではありますが、かなり淡々とストーリーが進んでいく印象です。気をつけないと眠くなりそうですが、逆に言うと戦場の恐怖や悲劇が、リアルに描かれているともいえると思います。
そして、全てが終わりを告げた時、主人公が知る驚愕の真実にも、思わず胸が痛みます。あまり言うとネタバレになってしまうので、その真相は実際にご覧になってみて下さい。
戦争が引き起こす悲劇を、極めて現実路線で淡々と語る。そんな作品です。
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