SCOOP!のレビュー・感想・評価
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リリー・フランキーがすごくいい
福山雅治が好きな人向け
スクープを追う姿やいろんな作戦を使って対象をおびき寄せたり顔を見せるよう仕向けたりする様子は痛快でした。
泥臭さと慌ただしさがいかにも週刊誌の現場っぽくて楽しませていただきました。
下ネタとエッチなシーンがちょっと多すぎました。疲れる。ましゃファンには嬉しいのかな。
特に80分すぎに訪れるシーンはスーパー哲学タイムでした。あれは無くてもいいよ。
滝藤さんの演技がとても良かったです。
もう少し
泥臭く、憎めなくて、愛おしかった
ゴシップ週刊誌の記者という仕事にいいイメージがない分、観るのを凄く躊躇っていました。
でも、早く観なかったのを後悔する程に最高に素晴らしい作品でした。
最低な仕事だと思っていたけれど、逆に、撮られる側を憎らしく思い、撮る側を応援してしまうような。少なからず、ゴシップというのは、誰かがガッカリするような、撮られた側のファンが裏切られた気持ちになるからこそ、ゴシップ記事を書き、ファンを裏切ってるんだぞ。
と、思わされるようなそんな風に私は感じ取りました。ふみさんの演じられた役を、最初は、ガキ扱いしていたのに、愛おしく思い、彼女の方も福山さんが演じられた役に惹かれていき、特に2人のシーンは、とてもときめきました。
それと、同時に、迫り来るであろう最後の展開は、切ないものなのかと予想してしまい、まさにそうで、あの展開には涙が止まりませんでした。
邦画は、当たり外れが多いですが、本作は紛れもなく、当たりです。是非見て欲しいです。
リリーフランキー最高。やっぱカッコいい。
最高エンターテイメント怪作
序盤の高揚感半端ない。バスの効いた音楽が物語を引き立てる。
スクープカメラマンと記者の話。喘ぎ声から始まって、なんか福山さん好きで来た人へのチャレンジを感じちゃいます。その時点で楽しい。
めちゃくちゃしながらスクープ写真を撮ろうと這いつくばる泥臭い仕事で、危険と隣り合わせですがそれを切り抜けていく爽快感が感じられて、ふみちゃん演じるノビさんの楽しくなってくる気持ちに共感できました。特に花火シーンからのカーチェイスがものすごい。
リリーさん演じるチャラ源さんとは一体何なのかと思っていると最後の展開。ホントに見れないぐらいの恐怖でした。薬にケンカに完全にイカれてる。マジで手汗だらだらでした。
滝藤さんがいい味出してました。ラグビーシーンも泣きのシーンも最高でした。
『人気監督』の条件
大根仁監督を初めて知ったのはTBS.ラジオの夜の番組での曜日担当パーソナリティとしてだった。落ち着いた語り口、しかし斜に構えた意見からの子供っぽい笑い声は、現役テレビマンとしての風格と洒脱、軽さを同時に併せ持ったバランス力の卓越した人物であると思ったものだ。その後の、『湯煙スナイパー』の演出などのテレビ番組を観てのその拘りの制作を観るにつけ、この人の才能の凄さに唸らされる。
そして、今作の監督。映画としての完成度は非常にバランスに特化していて、悪いところはみつからない。勿論、重要なストーリーでのキモ等の欠落等、指摘するまでもなく話題には登っているのだが、まぁ、きちんと他媒体でフォローしてるところも、抜け目の無さみたいなものをひしひしと感じ取れる。
配役も違和感が無く、特にリリーフランキーの怪演は、その演出も凄く、彼自身の胡散臭さを十二分に映像に醸し出している。
そう、きちんと及第点を取れることに、大根仁監督という人の人気監督の条件の当てはまりが分かるのだ。さりげなく差し込んでくる拘り、主張をさせないようにしてそれでいて全体として主張させる構造が発見できる。しかし、それ程後に引き摺らせないメッセージ性。正にテレビ番組としての矜持をここでも発揮していると思われる。
川俣
カメラワークに監督のこだわりを感じる
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