「【大根仁監督が”役者”福山雅治の新たな魅力を引き出した作品】」SCOOP! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【大根仁監督が”役者”福山雅治の新たな魅力を引き出した作品】
無精ひげを生やす、落ちぶれパパラッチ、都城静。
福山雅治さんが演じる今までにないキャラクターを主人公に据え、脇には二階堂ふみ演じる行川野火を配し、盤石の構えで物語は進む。
今作で最も魅力的なキャラクター”チャラ源” 東京で一人生きる都城と同じ”孤独”を抱える狂気をはらんだ男をリリー・フランキーさんが、圧倒的な存在感、演技で魅せる。
<ラリッて、狂気の沙汰に及ぶ”チャラ源”の姿はこの映画の主人公である筈の都城静を完全に食っていたと観たのは、私だけかな?。
改めて、リリー・フランキーというアクターの底知れぬ才能に仰天した作品でもある>
<2016年10月1日 劇場にて鑑賞>
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