「男の理想のファンタジー」SCOOP! とっしーさんの映画レビュー(感想・評価)
男の理想のファンタジー
クリックして本文を読む
前半と後半で大きく内容が異なる。
前半は王道のバディーもので、エンターテイメント性高め。きらびやかな芸能界アングラの世界観、パパラッチという仕事のハラハラドキドキ感、物語の疾走感は、とても惹きこまれた。
後半はとある事件が発生し、一気にシリアスになる。リリーさんの狂気は溜飲もの。
最終的に静は犬死に近い死を遂げるが、これは男として、ある種理想的ではないかとも思える。
福山さん演じる静は、自堕落でダメ男だが仕事へのプロ意識は高く、セクシーでカッコよくて女にモテる。
そしてそんな男が、愛する女を残し、大切な友のために、犬死する。もはやファンタジーのような展開だが、これには男の理想が詰まっているようにも見えた。
コメントする