劇場公開日 2017年4月21日

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「違うことを恐れない。誰もが知る物語、その感動の余韻。」美女と野獣 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0違うことを恐れない。誰もが知る物語、その感動の余韻。

2017年8月11日
PCから投稿

泣ける

単純

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:ベルと野獣の孤独な心が出逢い、次第にお互いに惹かれ合っていく姿に、他人と違うことを恐れない信念が感じられ、観ていて感動させられる。
否:結末は誰もが知るところなので、新鮮味はなし。ミュージカルの好き嫌いも分かれるほか、小さい子が怖がりそうなシーンも多い。

 ストーリーそのものは、誰もが知るあの「美女と野獣」そのままです。父の身代わりに野獣の下へやって来た、村では“変わり者”と噂される少女・ベル。傲慢な野獣と最初こそギクシャクしていたものの、お互いの素朴な一面を知るうちに、次第に仲を深めていきます。
 そんな2人に共通しているのは、“孤独”だということ。他人と違うがゆえに距離を置かれ、どこか淋しさを抱えていた2つの魂が出逢い、惹かれ合っていく様には、深い感動が押し寄せてくるようです。
 小さい子が怖がりそうなシーンも結構あるので、その辺りが難点ではありそうですが、大ヒットとなった名作の実写映画化ですので、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド