「歌声の修正がバレバレ…。」美女と野獣 隆さんの映画レビュー(感想・評価)
歌声の修正がバレバレ…。
字幕版を鑑賞。
エマ・ワトソンの歌声は、「Motion Tune」による修正がわかりやすいですね。
あれがすべて修正無しだったら映画だけでなくブロードウェイでも通用すると思います。野獣も特殊メイクを使ってなくて全てCGに頼り過ぎなのが酷い。
歌声なら、ゲイ役の人の方が遥かにすごいです。ガストン役も良いし。ただ、そのガストン役の人の方が実際にゲイだったり。
ややこしいなぁ。露骨にLBGT問題を挿入してくるところが逆に不自然。
この映画ならエマ・ワトソンよりも、ポット夫人とチップを対象に観た方が良い。
それから物語上仕方がないのですが、全体的に画面が暗すぎる。
これでは2年前のシンデレラと差がついてしまいます。
この映画の製作に時間が足りなかったのか、情熱が足りなかったのか。
この映画だったら、敢えてテクニカラー風の映画にすればもっと微妙な色彩が出ると思う。
年間150本鑑賞する者の感想でした。
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