「当然ながら素晴らしい。」美女と野獣 ぬしさんの映画レビュー(感想・評価)
当然ながら素晴らしい。
実写版「美女と野獣」
今まではアニメーションでしか出来なかった表現に、ついにテクノロジーの力で実写が追いついたな、と。
「ひとりぼっちの晩餐会」はほぼCGで本当にすごい。
観ててわくわくした。
今作はアニメ版にかなり忠実な作りになっているらしい。
アニメ版は遥か昔に観たきりで、細かいところは全く覚えていないんだけど、実写版を観て、アニメ版はこうだった!と思い出せそうなくらいの出来だった。
わたしの、ディズニー作品の好きなところは、どの作品も音楽が素晴らしいところ。
映画自体は観ていなかったものの、音楽は好きで聞いていた私が驚いた。
劇中音楽はアニメ版とほぼ一緒。変にアレンジされていたりしないで、声だけ違う感じ。
でも、映像はかなり進化しているのに、違和感がない。
これはもう、原曲が如何に素晴らしいかって事だと思う。
あと、エマ・ワトソンがすごく良かった。ハリーポッターのハーマイオニーの印象が強かったけど、今作では、正義と、愛と、勇気に満ちたディズニープリンセスそのものだった。
個人的には「アナ雪」のオラフ役の人が出てたり、ルミエールが先週「T2 trainspotting」で見たばっかりのユアン・マクレガーだったり…
観た後に知ったので、もう少し注目して観れば良かったなと後悔。
歌も本人が歌ってるのかな?
本当に、最初から最後まで超良いんだけど、しいて言うなら野獣といい感じに盛り上がったところであっさりお父さんを助けに行ってしまうところが乗れなかったな…全体的に展開が早い。
原作がそうなら、仕方ないんだけどね(´-`)
ルミエールやコグスワースやポット夫人など魔法にかかった召使い達が想像以上にリアルなのには笑いました。
ラストシーンの舞踏会でお父さんが絵を描いているのはなんか泣けました。
幸せそうな娘の姿を見られる事が、父親としての最大の幸せなんだろうな。
アニメ版を観てからもう一回観たい。
吹替版も気になる。