「腰の定まらないカンバーバッチ」ドクター・ストレンジ 評論家Hさんの映画レビュー(感想・評価)
腰の定まらないカンバーバッチ
最初こりゃダークナイトかと思い期待したが、いつの間にかどこでもドアが出てきて、んお幽体離脱?、果てはトランスフォーマー張りの悪役とオールユーニードイズキル戦法で戦う…という後半になればなるほど節操のない何でもありのお子ちゃま映画になっていった事が象徴してるのは、主役のカンバーバッチに未だハマり役が無くたらい回しされてる現状と無縁ではないような気がする。
顔が長すぎる、英国俳優特有の終始無表情演技の数々…、そしてよく見ればシュワルツェネッガーに似てる目元…。つまり頭脳派にしては無骨な顔立ちで、むしろこれからは古典的な肉体派の役で出た方が良いのではないかと思う。
またこのままアベンジャーズに出たんでは一人浮いてアンバランスになるだろう。
今回の作品は多少ましだったが、カンバーバッチだから面白くない、が覆されるのはいつの日になるのだろうか?。
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