「Forget everything you think you know. 万華鏡のような視覚効果のマーベルニューヒーロー」ドクター・ストレンジ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Forget everything you think you know. 万華鏡のような視覚効果のマーベルニューヒーロー
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の14作目はついにドクター・ストレンジの登場です。多分アメコミ読む人にはよく出てくるので超有名、読まない人には誰それ?っといった知名度なのではないでしょうか?ドクター・ストレンジコミックが始まったのは1963年なので50年の歴史を持つキャラクターです。
とにかく映像がスゴかった!ストーリーはビギニングなので王道展開なのですが、街がウネウネなる映像は本当に凄いの一言です。正直「インセプション」で街がグネグネなる映像は期待してた割りに全然少なかったのに対して、こちらは存分に魅せてくれます。これ作った人、大変だったろうなぁ。しかし14作品も作ってて未だに新しい映像を作ってくるって、やっぱMCUって凄いですね!!
主演のベネディクト・カンバーバッチ。海外ドラマ「シャーロック」のホームズ、「スタートレック」のカーン、「ホビット」のスマグルと何かとキャラクター物を演じる事が多いですね。「イミテーション・ゲーム」ではアカデミー賞にノミネートされ、まさしく今が旬な俳優さんです。
ヒロインのレイチェル・マクアダムス。意外と出番多かったです。ドクター・ストレンジのアストラル体にビックリしながら手術してる所が可愛かった!
北欧の至宝マッツ・ミケルセン。最近だと「ローグ・ワン」にも出てましたし、着々とハリウッドで有名になってきてるんだなっと思います。
ティルダ・スウィントン演じるエイシェント・ワンは原作アメコミではいかにも怪しいおじいちゃんなのですが、女性に変えてくる思いきった改変はプラスに働いてますね。
エンドロール途中でソーが出てきた時に、ソーがオーストラリアでバケーションしてた時のモードだったので笑えました。「シビルウォー中のソーはオーストラリアでのんびりしてた」という動画をちゃんと作ってるあたりMCUの芸の細かさを感じます。(観てない人は「シビルウォー ソー」で検索!)
エンドロール後のモルドのシーンは?と思う方も多かったでしょうけど、我慢してください。モルドは原作では有名なヴィラン(悪役)なのです。モルドが出てきた瞬間「あ、きっとモルドがラスボス」って思ってたのですが、今回はあえて外してきましたねー。でも2では暴れてくれそうで、これから楽しみ!っと言っても2020年より先の話になりそうですけど。
今回魔法の世界も始まり、多次元マルチユニバースの設定も入ってきて益々広がりをみせるMCU。単品で観ても充分に楽しめますが、知れば知るほど世界観の深さを楽しめます。特に今作の驚異的な映像は本当に映画館で3Dで観て良かったと思えました。さぁ、お次は「ソー3・ラグナロク」・・・じゃなくって、「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーvol.2」だ!!
・・・全く関係ないかも知れないですが、ドクター・ストレンジが車で事故る前に話をしていた「雷に打たれた女性」が「キャプテン・マーベル」のキャロル・ダンバースに繋がってる気がしてならない。答えは2019年!
再鑑賞履歴
2022/4/24
改めて自分のレビューを読むと予想は大きくハズレてましたね😅
シネマニアV3さん、コメントありがとうございます。
マーベル作品ってセリフの端々に次のネタが隠されているから油断ならないですよね(^^)そういった所を探すのもファンの楽しみの1つです。
これからも益々広がっていくマーベル・シネマティック・ユニバースを楽しんでいきましょうね!