「キャプテンアメリカシリーズに外れなし」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 2501さんの映画レビュー(感想・評価)
キャプテンアメリカシリーズに外れなし
国境を越えて悪と戦うアベンジャーズだったが、ある任務で民間人に大きな犠牲を出してしまった
それにより、アベンジャーズを国連管理下に置くべきという国際世論が巻き起こる
そんな情勢に従うか抗うかでアベンジャーズは二つに分かれ、ある男の陰謀によって対立は深化してしまう
キャプテンアメリカ第三作ですが、アイアンマンやブラックウィドウといった面々が出てくる豪華さは事実上のアベンジャーズと言っても過言ではありません。
本作の監督はウィンターソルジャーを手がけたルッソ兄弟であり、前作で見せたアクションセンスは本作でも発揮されています。
冒頭のキャプテン率いるアベンジャーズの活躍。
バッキーを追うキャプテンとブラックパンサー。
空港におけるキャプテン側とアイアンマン側の一大決闘等々。
見所が幾つもあり、何度も観たくなります。
また、本作ではブラックパンサーのような新ヒーローに加え、あのスパイダーマンがついに参戦します。
制作会社の権利関係で出したくても出せなかっただけについにという気持ちです。
ブラックパンサーもスパイダーマンも共に戦闘スタイルやキャラの個性が魅力的であり、それぞれの単独映画も公開予定なのでそちらも楽しみです。
敵もまた良いですね。
黒幕であるジモは本当に普通の人間で何の特殊能力も持ちませんが、それでも復讐を果たすため、ただの人間なりに創意工夫して頑張っています。
単純に強大な力を持つヴィランも良いですが、スーパーマンのレックスルーサー的な頑張ってる敵も好きです。
本作ではアベンジャーズの分断というバッドな展開になるわけですが、きちんと最後には合流するフラグが建てられており、アベンジャーズ3であるインフニティウォーではきっとキャプテンとアイアンマンが手を取り合ってくれることでしょう。
そのインフニティウォーの監督もまたルッソ兄弟なので、大いに期待しています。