「正義も正しさも紙一重」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
正義も正しさも紙一重
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この映画、勧善懲悪という内容なら、もっと単純に気楽な気持ちで観れたのだと思います。
マーベルが好きで少し知識はあったのですが、見終わった後、難しい内容だと痛感しました。
友達を助けたい、母親を殺された、正義の味方の行為で犠牲になっただの市井の人達のやり場のない怒り。
何か大きなことをするためには犠牲が出るのは頭ではわかっていても、それを納得してわかって欲しいと言われても素直に受け入れられないのが人間だと思います。
人は強いけど、脆い部分もある生き物だ。
でもそれはアベンジャーズの超人達にもいえること。
正義の味方の行動の結果が百パーセント満足のいくものにならないことがわかっていても、放っておくことはできない。
理屈や道理では解決できないのですが。
最良、最善の選択、結果ではないかもしれない。
でも最後の結末には少しだけ、ほっとしました。
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