「掟破りの戦い。全てが規格外のチームバトル・アクション!!」シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
掟破りの戦い。全てが規格外のチームバトル・アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:並みいるヒーロー達が、それぞれの正義を貫くために、戦いに身を投じていく姿が印象的。純粋にヒーロー同士のチームバトルとして楽しむのもオススメ。
否:やはり予備知識がないと、相互関係がよく分からないまま終わってしまいそう。CGを駆使したド派手すぎるアクションには、好き嫌いも分かれそう。
主人公のかつての最愛の人が遺したという、
「妥協すること。ただ、もし自分が譲れないことなら、例え世界中が『どけ』と言っても、相手の目を見据えて『お前がどけ』と言いなさい。」
という言葉が、すごく印象に残ります。超人的な力を持つヒーローそれぞれが、己の信じる正義のためにぶつかり合う姿に、改めて“正義”という言葉の意味や難しさが突きつけられるような気がします。
・・・と、そんな難しいことを考えなくても、「ヒーロー同士のチーム戦」として、純粋なお祭り騒ぎを楽しむのもアリかと(笑)。前作までのアベンジャーズメンバーに加え、今回はアントマンやブラックパンサー、そして“あの”ヒーローまで参戦しますので、その規格外のド迫力アクションを堪能するのもイイですね。
難点としては、上映時間が長いことと、やはり何らかの予備知識が必要なこと。今後もマーベル作品はどんどん続いていきますので、この辺りで復習しておくのもイイかも知れませんね。
良くも悪くもお祭り気分で満喫出来る、そんなアクション大作になっています。是非劇場でご覧下さい。
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