「タイトルなし」ロブスター わたろーさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
45日以内にパートナーを見つけないと自ら選んだ動物に変えられる設定。
終始ニヤニヤしてしまうシニカルなコメディー。そこら中にいる動物は、実質この世界で死を選んだ人たちなのかというね…なんでラクダ・フラミンゴが良かったんだろう?
『花束みたいな恋をした』は偶然共通点が見つかる喜びから恋が生まれたが、この設定だと無理矢理にでも共通点を探しに行くんだなという納得感。
兄が犬になって…冷徹残忍という共通点を無理やり作りに行って、影でこっそり泣くシーンはぐっと来た。
そしてラストシーン。共通点を見つけるとしたら…と最後の海の音…終始居心地の悪い傑作。
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