ザ・ブリザードのレビュー・感想・評価
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邦題のセンスのなさに反して内容は最高(finest)
原題を直訳すれば、「最良の時間(the finest hours)」という意味で、意訳すれば、救出するにはこのタイミングしかない残されたわずかな時間、という意味。
まさに、この映画をギュッと凝縮した内容を表しています。
これを邦題では、ブリザードという、単なるパニック映画でしかないような印象を与える、酷いタイトルになっている。
正直、このタイトルのせいで、この映画はだいぶ損してると思います。宣伝にカネかける前に、タイトルをもっと考えてください、と言いたい。
内容は、荒れる海の中で、決死の覚悟で救出に行く男たちと、なんとか生き残る策を考えて懸命に生きようとする男たちとの見応えある映画です。
運がよすぎ、とか、都合がよすぎ、というレビューもありますが、実話なんだから批判しても仕方がないでしょ。
風吹一辺倒
序盤から風吹になり、その後嵐の中の難破船と救出船一辺倒。
史実がもとになっていることや凪いだら何もなくなると言うシチュエーションを考えたら仕方ないけど、ワンパターンで冗長気味。
もう少し短くしてハラハラドキドキを濃縮したら良いかと思う。とは言え充分楽しめた。
秀作!
ディズニーの3D映画なので観に行ったが、想像してた通り、良い映画でした。私はサーフィンしてたこともあり、実際の波越えなど非常にリアリティを持って観れました。実話に基づく映画は説得力が違いますね。映画館で観るべき、臨場感のある心に残る映画です
ディズニーだった…
と、いうことで、まずは展開に一安心。きわどいシーンとかは無くなるはずだし。
事実がベースらしいけどどこまでなんだろ。真っ二つに割れた大型船をあんな小さい船で救出に行くなんて…。まあ、あんだけ波に打たれたら即木っ端微塵な気もするけど、ディズニーのアトラクションのごとく迫力満点にすりぬけて行きます。大波のシーンは大迫力だけどどこかで見たシーンばかりで新鮮味はなし。けど、実話ベースってことで手に汗握ります。
この時代なのに婚約者の女性の強さも描かれていて面白かったー。
伝わる映画
29本目。
いや~、兎に角スゴイ。
アメリカ映画のスゴサをまた、見せ付けられる作品。
CGって分かっていてもスゴイ。
あとは、クリス・パインの演技が素晴らしい。
完璧と言いたいけど唯一のマイナスは、3Dだと言う事。
海難事故の映画って画が暗いのに3Dメガネをかけると余計暗くなり見辛い。
映画会社の人は、ちょっと考えるべき。
酔いそう
IMAX3Dにて鑑賞。
予想通り、映像が凄くよかった。
迫力あったし。
話的にもドキドキできる進み方でしたね。
前半が大人しめでしたが、途中からの勢いがなかなか。
ただ、それぞれのキャラクターがあまり好きになれなかったなw
臨場感満載
実話と言うのに引かれ観に行きました。最近の話かと思ったら随分前の話なので尚更驚きました。自分の命をも危ない状況で、あんな小型船でよくぞ荒れ狂う海に立ち向かったものだと関心しきり荒れ狂う難所が怪獣の恐ろしい怒声に聞こえ、じっと座ってられない恐ろしさでした。最後まで見ごたえ有りました。有難うと言う感じです。
救う側も救われる側も命懸け
1970年代には、災害に直面したひとびとのサバイバル映画が数多く登場しましたが、救う側と救われる側を同じぐらいの比重で描いたのは『タワーリング・インフェルノ』ぐらいしか思いつかない。
1952年アメリカ。
未明から強烈猛烈な嵐が吹き荒れ、海上にいる2艘のタンカーが真っ二つに折れてしまうという事態が発生した。
一方のタンカーからは救難信号が出ており、周辺の救助艇はそちらに向かう。
残る一方のペンドルトン号は、機関室のある後方側が運よく助かり、沈没を免れた。
乗務員は40名ほど。
一等機関士シーバート(ケイシー・アフレック)の指揮のもと懸命に沈没を回避しようとする。
近隣の沿岸警備隊のうち、彼らの救出に向かったのは、バーニー(クリス・パイン)率いる4名の小型艇だけだった。
バーニーは1年前に同じような海難救助の際、運悪く、乗務員たちを救出できない過去があった・・・というハナシ。
実話に基づく映画化だそうだ。
それにしても、大型タンカー2艘が時同じくして真っ二つとは、なんとも異常なことだ。
それぐらい、嵐が凄まじい。
映画前半は、被災したペンドルトン号の必至の活動が中心。
これまで、どことなく陰があったり訳ありな役た多かったケイシー・アフレックが、責任感の強い機関士を演じており、新たな面を披露した。
操作不能になった舵を人力で操ろうとするあたり、実話といえ、恐れ入る。
後半は、若干4名の小型艇で救助に向かうシーバートの活躍が中心。
過去の失敗を画で見せない演出が、ここでは功を奏す。
彼がどれだけ悔やんでいたか、その深さを描かないことで、より深く感じることができる。
また、シーバートの婚約者ミリアムの存在も見逃せない。
彼女の過去もまた語られることはないのだけれど、海の恐ろしさを十分知り尽くしており、婚約者を守りたい、無茶をさせたくないという思いも充分伝わってくる。
クライマックス、定員わずかな小型艇で40名近い乗務員を助けられるのか、というあたりは意外とあっさり描かれているが、かなりの幸運に恵まれたことは台詞の端々から感じられる。
エンドクレジットで、実際のひとびとの写真が出演者と並んで写し出されるが、みなよく似ている。
実際のシーバート氏も、クリス・パイン同様に眉毛が太いあたりは、ちょっと苦笑いさせられたが。
『タワーリング・インフェルノ』『ポセイドン・アドベンチャー』と比べると、キャストはやや弱いが、内容的には遜色がないかもしれない。
傑作! タイトルのダサさに騙されるな
試写会で観てきました。普段はディズニー映画なんて観ない人ですが、油断してました、これは大大大傑作です。「オデッセイ」がゴミにしか見えません。特撮、凄すぎ。極上のアトラクションを体験したよーな感覚が味わえます。映画館で絶対観ましょう! ダサいタイトルとポスターに騙されるな。見逃すべからず! 「!」ばっかになりましたが、「ぴっくりポン」な映画ですよ~!!!!!!!
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