「大迫力ディザスター映画」ザ・ブリザード サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
大迫力ディザスター映画
題の通り、迫力のあるディザスター映画です。このレベルはイントゥ・ザ・ストーム以来で、ぜひ映画館で見るべき映画だと思います。3Dだと画面が暗くなってしまうから2DのIMAXがあればよかったのに……。
前半は普通の進み方というか、主人公を中心とするすったもんだばかりで「早く嵐の中に突っ込んでくれよぉ」という気分でいっぱいでした。実話をもとにしているということで当然ながらリアリティはあるのですが、そんなんじゃない、俺は災害に立ち向かう、あるいは災害にもまれる人間の悲喜こもごもを見たいんだという気分。これから見る人は嵐の前の静けさなのだとドキドキしながら見守ってください。
そして後半、怒涛の嵐の海。波!波!波!一般人のボートに対する常識を凌駕する破天荒な操縦。そして意地になっても自棄にはならない姿勢に感服しました。
映画だったら誰か死んでしまうだろうなあ、とかこの暗闇の中見つけるなんて映画みたいだ…とか実話にどのくらい味付けしたのか、本当に実話なのかという不思議な感覚でした。
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