「It's justa regulation,right? 1952年に実際にあった海難救助の映画化作品」ザ・ブリザード アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
It's justa regulation,right? 1952年に実際にあった海難救助の映画化作品
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あまり期待してなかったら意外に楽しめました。ただストーリーで魅せる作品ではないので映画館のスクリーンだと面白くても、TVの画面で観ると大して面白くないかもしれないです・・・
クリス・パイン演じる主人公バーニーが不可能だって言われてる砂州を通って救助に向かうシーンは迫力満点。コンパス流された~って言ってましたが、あんな状態でコンパスしか流されなかったのがスゴいです。メチャメチャ波に揉まれてたやん!また、真っ二つに割れた船側でもあの手この手を駆使して沈まないように努力する船員達のドラマも熱かったです!
主人公が最初は頑なにルールを守ろうとする人物に描かれているのですが、最後は「規則はただの規則だろ」っと救助の為に規則を無視するシーンが良かったですね。救助の現場では臨機応変って大切ですよね。
ただヒロインがかなりウザくて、そこはマイナスでした。正直ヒロインのパートは見てて不愉快に感じて、丸ごといらなかったです。作り手は強い女性と単にわがままな女性とを勘違いしているのでは?わざと嫌われるようなキャラクターにしてるならまだしも、「自己主張が強ければ強い女性なんでしょ」っていう書き方は逆の意味で女性蔑視なのではないでしょうか?
とまあ深い事は考えず、嵐の映像の再現率は半端ないので、嵐に負けず闘う男達の映像を楽しむ映画だと思います。
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