海賊とよばれた男のレビュー・感想・評価
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ガン泣きはしたんだけれども。。。
原作は未読で映画見ました。
波乱万丈な主人公の一生ドキュメンタリータッチの映画です。こんな上司が(社長が)いたらいいなぁとか、ベタな演出や人間ドラマで結構泣かされてしまいました。
冷静に考えれば、話のテンポは良いが詰め込み過ぎのきらいはあるし、1時間10話形式程度のテレビドラマでもよかったかもしれない(NHKの「坂の上の雲」のドラマみたいな感じで)もうちょっと落ち着いて見たいかも。
岡田准一の演技は本当に良かった。青年から老人の役まで本当に上手いと思います。画作りも丁寧だと思うので映画の世界への没入感は満足できるレベルです。
料金の価値はあるので、エンタメに飢えてる人は見に行ってOK。2時間超ばっちり楽しめます。
超上質のエンタメしか味わいたくない!っていうグルメさんは行かなくてもいいかなぁ。僕は楽しめました。
しかし、ほんと歳とって涙もろくなりすぎやで自分。やっぱり映画館っていう暗くて画面しか集中しない環境で見るってのが影響してるのだと思う。そういう意味では家のテレビではここまで感情移入できないと思うので、気になる方は是非劇場で見てほしいです。「映画館という環境補正」で泣かされたとしても、それコミで料金払ってるのだから、良い映画体験でしたと納得いたします。
ダイジェストを見ている気持ち
原作は未読ですが、見終わった後『ダイジェスト』あるいは『ひとりの人間の一生を特集した番組』を見ていた気持ちになりました。
二時間半の時間的な長さを感じないくらいのテンポの良さでしたが詰め込まれ過ぎている感が否めず、必死で追わないと内容を頭でしっかり理解することが出来なくりそうでした。本来ならば二部あるいは三部作構成にしなければならないほどの情報量を無理矢理に一本化した感じなのでしょうか。
特に主人公の妻のエピソードはしっかり掘り下げられることも無く、ただただ感動的なラストに仕上げるために捻じ込んだようにも見えました。感覚的には泣ける場面なのかもしれませんが、どうして泣けるのだろうかと考えてみると一気に興が冷めます。
全体的に、ひとりひとりの登場人物へ感情移入出来るほど心理的な描写が出来ていないように思えました。
ひとりの人間の生き様の表面だけをさらりと追うだけに留まった映画が、それでも単なる駄作にならなかったのはひとえに俳優陣の演技力によるものだと思います。
最大公約数的映画
今年ワーストか!山崎貴節炸裂!まずは冒頭の空襲シーン。お得意のVFXを使ってさぞやスペクタルなオープニングを演出したかったんだろうが、CGはちゃちいは物語のテーマともそぐわないはで意味不明。予算の無駄遣い。おかげで開始10分で寝落ちしてしまったではないか!
その後も「困難な時代を熱い信念で乗り切った男達」を描きたいんだろうが、その演出がなんとも軽薄で説得力がない。問題に直面しても、次のシーンではあっさり解決してしまう。テーマは重厚な史実ものだけに、少しはシリアストーンで描けばいいのに。緊迫感のかけらもない。
名だたるスター俳優勢揃いだが、みんな個性を押しつぶされ、画一的なキャラになっている。綾瀬はるかにいたっては、出ただけ損。「綾瀬はるか出しときました」的存在。染谷君もいい役者なのに可哀想。岡田くんも変な監督に気に入られたもんだ。國村隼はいつも通り^_^
あとは、ことあるごとに後ろにうっすらと流れるストリングスが、途中から鼻について仕方がない。奥深く深層をつくべきシーンではあっさり終り、どうでもいいシーンでは湿っぽくダラダラながい。だから上映時間は160分。午前中に接骨院で腰もんでもらったのが無駄になった!
石油メジャーに屈することなく立ち向かった男達を描くのならば、日本メジャー映画特有のナンチャラ委員会が欲する「最大公約数」的要素に屈せず、彼らの真の姿を描いて欲しかった。シン・ゴジラはそれができたうえに興行的にも成功してるよ。山崎貴、もうそんな時代じゃないよ!
「何回も歌われる船乗りの唄?のような劇中歌が、暑苦しく時代錯誤で辟易としていたのだが、なんとエンドロールで山崎貴作詞ということが判明し驚愕!もう勘弁してくれ!
男くさい男の映画。しかし、ラストに近いシーンで涙 (ノ△・。)
Movix堺で映画「海賊とよばれた男」を見た。
正午前後の上映回だったが劇場はいつになく混雑している。
見た感じ、小中学生が圧倒的に多い。
ほとんどが「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」の観客と思われた。
思ったとおり、週明けの発表で「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」が公開初週で興行成績ダントツの1位であった。
映画「海賊とよばれた男」は、やしきたかじん氏の相続のごたごたに関して著しく世間の評判を落とした百田尚樹氏の原作である。
V6の岡田准一が出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたといわれる主人公・国岡鐵造を演じる。
船の燃料を海上で漁師船に届け、半ば強引な販売方法で売り上げを伸ばす主人公・国岡鐵造はその姿を指して「海賊」と呼ばれたことが原作のタイトルの由来である。
20歳代から臨終の90歳代までを岡田准一がひとりで演じている。
登場人物はほとんど男たちであり、男くさい映画ではあるのだが、
紅一点が岡田准一の妻役の綾瀬はるかである。
ラストに近い場面で国岡鐵造の最初の妻(綾瀬はるか)の悲しいエピソードが語られるシーンがあるのだが、そこで涙してしまった。
この映画や原作本を通じて出光興産が唯一の日本民族系石油販売企業であることを知る人も少なくないだろう。
その意味で胸が熱くなる場面も多い。
上映時間は145分。
かなり長い作品ではあるが長さを感じることは無かった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
諦めない店主。
一代で生業を大きくしていく方は何事も諦めない。
出光興産社長がモデルのようです。
いろんな人に助けられ、助け合いながら信念を貫く。
岡田准一の60代の演技にも全く違和感がない!さすが日本アカデミーが主演男優賞受賞者です。
明治~昭和
永遠の0と同じチームでの作品ですね。
個人的には、こちらが好きです。
門司時代と、戦後銀座が交差しながら、進んでいく感じですね。しかし、小林薫さんと、主役の岡田君は親子ほど年が離れてるのに、上手く店主と番頭を演じきりましたね。監督の手にかかれば、明治~昭和の疑似体験ができました。
ウ~ン
詰め込みすぎでしたかね。
ロケ部分の画像が粗かった。海のシーンとか。
時代も数年の間を行ったり来たり。
もう少し補足があれば。原作知らない人もついていけたかな。
奥さんの話って必要だったのかな。
無くてもよかったかも。
岡田准一の映画です。
良い映画でした。
他の方のレビューと同じで尺が短く、主人公以外の登場人物ももっと描いていたら良かったのにと思いました。エンドロールを見るまでは。プロデューサーにジャニーズの方が入っていました。それを見て主役の岡田准一のための映画なんだとわかりました。とにかく岡田准一が良く写るように。
座長が際立つように。それを考えたら助演の皆さんは上手いし、尺もこれで良かったのかなと思います。一足先に公開した「怒り」とは違うわけです。
日本アカデミーでも主演男優はありにしても、作品、監督はあげたくないです。特に今年は。(東宝、日テレ、ジャニーズの3強の力で受賞する確率は高いですが)
いろいろありますが、良い話ですし、キャストも良いですし、観て損はないですよ。
油持って来たけぇ~
岡田くん頑張ってました。
特殊メークで60代になんとか見えたね。
感動は「永遠の0」より薄かったけど、力作でした。
ただ、もう山崎監督はもうこう言うのいいと思う。
VFXはこの手の作品に使うんじゃなくて、「寄生獣」のようなSF作品にまた活かしてほしいと思うのでありました。
惜しい!
傑作映画
でもこれ二時間ちょっとでまとめるの無理あったんじゃない。
途中はしょりすぎかな。
人物も1人1人描ききれてなくて、もったいない。とくにゆきさん。
SPつながりのキャストたくさん出て来てぞくぞく
永遠の0より好き!
実話に基づく物語ということで、シリアスで淡々と進んでいくんだろうなと思って観ていたのですが、、、
とんでもなく熱い映画でした!!!
主人公の人柄はまさに理想の上司!彼に仕える従業員も皆熱い志を持っていて。大企業になってからも「社長」ではなく「店主」と呼んでいるのが彼らの信頼感を映しているようでとても好きでした。こんな会社で働きたいと思ってしまいました。
戦後の日本人のパワーってすごかったんだな、そのおかげで今の時代があるんだな、と心打たれました。
憧れにも似た感情を抱きながらの鑑賞であっという間の2時間半でした。
間違いなく、今年の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞は岡田准一さんだろう!と思える作品でした。たくさんの人に観てほしい!
岡田准一のメークアップが素晴らしい
出光興産創業者・出光佐三がモデルとなった主人公・国岡鐵三役の岡田君は20代前半から90代後半までの役をしていたが、それぞれの年齢にあった自然なメークアップとともに演技も自然だった。全体のストーリーは分かりやすかったが、要所要所での掘り下げが足りなかったように感じる。原作を読んでいなかったので、これから読んでみようかな。
面白い!
女性は生きにくい時代だなあと思った。
タバコを吸うのが当たり前の時代だったんだなあと思った。
そういう時代に、こういうことを考え行動することの凄さを感じました。強烈な信念と実行力と執念をもった人間の凄さを感じました。好きな映画です。
この映画こそ、二部作にすべきです。
一部:創業から戦後の油さらいまで。
二部:石油輸入自由化から臨終まで。
時系列沿って編集し直せば、☆5つになるぞ。
映画とは関係ありませんが、出光創業一族を支持したくなってしまいますね。そういう会社かあってもいいんじゃないかと。
働くことに元気の出る映画!
観たあとに、明日へのモチベーションをもらえるような映画でした。
まずキャストがよかった。主演の岡田くんは、30代から90代まで演じ分けていた。声や貫禄が、年代によって違い素晴らしかったです。
周りの俳優も、めちゃくちゃ豪華で、役に合っていたなあと思います。
原作も読んでいて、こんなに長い話をどうやってまとめるのかと思っていましたが、さすが山崎監督、しっかりまとめられていて驚きました。
明日の仕事いやだなあと、仕事の意義を感じられない人が多い、今の日本だと思いますが、その仕事の意義を改めて考えさせられました。終わってから、よし、明日から頑張るか!と思えるような素敵な作品です。
俳優さんの選び方は良い
まさに適材適所な俳優さんの選出には見事と言う他ない。
主演の岡田君は終始いつもよりも低めのトーンでの演技がとても良かった。
脇に目をやっても、個人的に好きな「日本のいちばん長い日」に出演されてる方々が多く出ておられテンションが上がりましたw
再来年の大河「西郷どん」を蹴った男と受けた男が同じ作品で見られたのも面白かったw
だけど、内容はダラダラと続く感じ。
2時間30分以上の作品なのに、クライマックスに向かって話が進んでいく感じが全く無い。
主人公も仕事人間ってのは伝わるが、お国の為なのか私利私欲の為に働いてるのか分かりにくい。
つまり、観客としては感情移入しにくい作品なのです。
面白くないとは言わない。ダラダラしてるがVFXや要所要所のカメラワーク、編集のテンポが良いから飽きはしない。
飽きはしないけど、ある種の苦痛を強いられた感はぬぐいされません。
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