海賊とよばれた男のレビュー・感想・評価
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感動はどこに行った?
全体として淡々と話が流れていった感がある。感情を揺さぶるような、抑揚もなく。原作を読んだ時、「今後、出光ガソリンしか入れない!」と思ったほどの感動はどこに行ったのだろうか?
残念ながら、映画を観て、そんな風に微塵も感じることが出来なかった…。
そして、老成した主人公がキレイ過ぎる…。青年期も格好が良すぎる。その辺りが、より感情移入できなかった理由かも…。
滅茶苦茶面白くなかった訳ではないけど、残念でした…。
こんなに勇気づけられた映画は無い
この映画は日本を賞賛し崇める映画ではない。この映画の本質は漢の生き方を学ぶものであると思う。自分はこの映画を見て感動し続け涙が止まらなかった。ドン底でも這い上がろう、立ち向かおうという精神を教えてもらった。また、國岡鐵造を演じた岡田准一さんの演技や國岡商店の店員の方々の演技が素晴らしい。
純粋に作品を楽しめる方、このレビューを見て頂いて興味を持たれた方や日本という国の成り立ちに偏見を持っていない方であるなら是非オススメしたい。
これまで生きてきて劇場で二回目を見たいと思った映画は初めてだ。
もう「岡田『くん』」だなんて呼べない
映画を楽しみたかったので、原作はあえて読まずに観ました。
あの長編小説を2時間に収めるなんて、どだい無茶ですからね、映画と原作は別物だと最初から割り切りました。
もう「岡田『くん』」だなんて呼べない。
心底そう思いました。
素晴らしい俳優、日本を代表する俳優です。
30代俳優の中ではナンバーワンじゃないでしょうか。
世代や立場による演じ分けも圧巻でした。
そして、脇を固める面々も豪華かつ堅牢。
時代背景、あの時代だからこその熱や勢い、気持ちなどもよく伝わってきました。
現代では通用しないであろうあの強引さも強烈さも乱暴さも、時代背景あればこそ。
戦争、敗戦、復興…色々考えさせられました。
ひとつ惜しいのは、妻や家族の気持ち、目線が出てこなかったこと。添い遂げた妻や子、孫に触れていないのも不自然な感じがしました。
最後のシーンで妻の気持ちを示唆してはいますが、ちょっと弱かったかなぁ。いいシーンではありましたけれど。(でも、以前似たようなシーンを何かで見たような気がしています。なんだっただろう…?)
総体的に、大変いい映画だったと思います。
感動し、笑いもあり、とてもいい映画でした! 岡田准一さんの演技とて...
感動し、笑いもあり、とてもいい映画でした!
岡田准一さんの演技とても素晴らしい!
90代までの役をやるのはすごい!!
映画を観て岡田准一さんの素晴らしさを感じてほしいなと思いました!
60代の役では違和感がなくびっくりしました!
俳優陣がとても豪華!!
染谷将太さんはさすがです!
年齢も若いのにあそこまで演技ができる俳優さんはそうそういないと思いました!
1番印象に残った人は
吉岡秀隆さんです!
この人の演技は自然な感じがして好きです!
面白い感じをだすところもいい^_^
最後に登場した、堤真一さん!
かっこい!!
他にももっと素晴らしい俳優さんはいましたが
書くときりがないので、是非映画を観てください!!
映画の内容も素晴らしかったです!
観てよかったと思える映画でした(^^)
士魂商才はどこへ…?
まず、長い、長すぎる。前半後半に分けなかったのは良かったけど、もう少しコンパクトにして欲しかった。
店主の魅力がイマイチ伝わらなかった。店員に慕われてて、家族みたいないい会社というのは分かるけど、身内の話ばかりに終始してしまい残念。外野も影響されて味方になる展開がもっと欲しい。
店員が店主の言うことに従うというのも、國岡が、常に国益の為という大きな想いがあったからのハズ。その辺が上手く描かれないから、ワガママ社長と従順な部下にしか見えなくなる。
サムライとしてよりもギャンブラーとして描かれてしまってる。
爽快さと、切なさと
どんな困難にも真正面から立ち向かい、道を切り開いていく主人公の姿に素直に感動。何度ももうダメだという場面に会いながら、新しい発想で、常識や、既成のルールを超えて成功を勝ち取っていくまさに、ヒーローである。その象徴が「日承丸」による、イランからの石油輸入であった。誰も考え付かない、たとえ考え付いても、その困難さや、リスクの大きさから誰も実行しようとしないことを、実行してしまう。その行為は、反対者から見れば、掟破りの「海賊」になってしまうが、本当は「ヒーロー」と呼ぶにふさわしい。
魅力ある人物のもとには、人が集まり力を貸す。国岡商店の人々の団結力は、少しオーバーな演出ながら、羨ましく思わせる。
ストーリーの展開は、説明の足らない感じがあるので、想像力を働かせて、気持ちを乗せていかないと、楽しく鑑賞できないかもしれない。
妻役の綾瀬はるかは、出番は少なかったが、夫婦がお互いを思いやる気持ちが最後に明らかになって、美しい結末になった。
もし原作を読んでなければ
もう少し評価はしたかも。
長い小説だから、まとめるのは難しいだろうが、バッサリいくところの選択を間違っている。
原作の良さがまったく伝わらない。
岡田は悪くない。
悪いのは脚本、監督。
魅力的なリーダーの姿に感動
映画そのものと言うよりかは、主人公・國岡鐵造のリーダーとしての資質に感銘を受けた作品でした。
こんな魅力的なリーダーの為だったら、どんなキツイ仕事でも頑張れそう。
社長ではなく店主と呼ばれていたところなんかも、とても身近に感じれると言うか、妙に親近感が湧くところもあって好感が持てましたね。
社員は家族、家族は見捨てない、今の時代にこんな魅力的なリーダーがいたら、どれだけ素晴らしいことか・・・。
まあ逆にライバル会社達から見れば、これだけ疎ましい人物はいないと思えるぐらい、社員を守る為ならばと結構えげつない商法で業績を伸ばしていったようですが、士魂商才の志を貫くカッコ良さには惚れ惚れとさせられましたよ。
國岡鐵造は出光興産の創業者・出光佐三を描いた人物だそうですが、そう言えばガソリンはほとんど出光で入れたことが無いなぁ~。
この話を知っていれば出光を御贔屓にしてたのに・・・って何やら今現在は某メジャー石油会社との提携話で揉めているようですが、この話を知れば創業者一族が反対しているのも思わず納得ですね。
まあ何にしても、日本人としての誇りを失わず、最後までメジャーと戦い続けた國岡鐵造のその姿は、本当に痺れました!
ただ映画的には、國岡鐵造の魅力はたっぷりと描かれていましたが、ややエピソードを詰め込みすぎた印象で、しかもテロップでその後どうなったかを示す辺りなんかは、見ていて物凄く気分が盛り下がりました。
ここは削るところは削って、しっかりと話を繋げて欲しかったなぁ、NHKのようなテロップ芸はいりませんよ。
まあでも、老年期と青年期のシーンを巧みに織り交ぜて描いているところなんかは、より話に感情移入が出来て、良かったと思いましたけどね。
山崎組の常連を中心とした豪華出演者の各見せ場も、さすがは名優揃いなだけあって、どれも心掴まされる話ばかりで、グッときました、だからこそ削れなかったのでしょうが・・・。
逆に最初の妻ユキを演じた綾瀬はるかの出番は削りすぎだったような(綾瀬ファン目線込みですが)
ここの描き方次第では、最後号泣だったなぁ(とは言え泣きましたけど)
しかし岡田准一の役作りが凄すぎる、さすがに90代は違和感あったけど、60代は全く違和感なし、魅力的なフレーズが本当にたまらなかった~。
欲を言えば染谷将太も見た目的な部分で頑張って欲しかったかな・・・。
まあとにかく、昭和の石油史も知れて、魅力的なリーダーの姿にも熱くなれて、見て損は無かった映画でした。
最初から最後まで、高揚と感動と尊敬の連続でした。 私利私欲ではなく...
最初から最後まで、高揚と感動と尊敬の連続でした。
私利私欲ではなく、人が人を愛し、自分に誇りを持つと
人を惹きつけ、この様な大成を成し遂げるのだと、自分自身を振り返りました。
戦後復興の先駆者の方々のご尽力
今の私達の平和と幸せと、未来に出来ることを考えさせられる映画だと思います
小説ファンなら!
原作が長いので、原作のエピソードをたくさん入れようとするとその背景の描写がどうしても足りなくなってしまいますね。映画の中での足りない部分を、小説の記憶で補完しながら鑑賞しました。
だから小説を読んだことがなくて映画だけの方だと、繋がらない部分もあったりしてきついかも?
ただ、小説ファンであれば、絶対納得のいく作品だと思います!
国岡や店員の熱い気持ち、ゆきの献身的な愛に心が震えます。
日本は素晴らしい!日本人はすごい!!ということを改めて感じさせられ、私も明日から仕事頑張ろう!!と思わせられる熱い作品です。
暑いぜ店主!
人が他人のために動く理由は、
金や地位、名誉ではなく、
その人に心が動かせられたかではないか。
若い店主のもとに、多くの人々が集まってくる。
自分のためではなく、店主のために集まってくる。
店主は時に非情な態度を見せるが、
それは暑い気持ちがあってこそのもの。
成年から老いるまで、1人で演じきった
岡田准一 暑いぜ!
特に、船上で旗を振っていた姿、
かっこいい❗️
泣いて笑顔になって共感して。
途中、泣いたり笑顔になったり幸せな気持ちになったりと…。
もう、何度も見たいと思える作品でした。原作を読みたい。DVDが出たら買いたい。
素直に思えました。
キャストも何気に豪華で驚きました。
そして、岡田准一さんの演技には始まってすぐに惹き込まれました。こんなに演技上手かったかな?と思える演技でした。
数日前のZIPの番組で裏話を聞いていたので、あぁ〜。このシーンか。と思いながら見てました。
声の高さ、若い頃と60代で変えているのもきちんと感じました。
そして、90代になってからの声の出なささ。朝の発声で喉を潰した。という努力にも感動してしまいました。
もし、自分が奥さんだったらどうするんだろう。店員さんだったらどうするんだろう。船長だったらどうするんだろう。
そんな、どうするんだろう。とかんがえさせられた作品でもあります。
支離滅裂ですが、とにかく良かった!これにつきます。
店主と愉快な仲間たち
また観たいと思える映画です。
原作のファンであれば、賛否両論あると思います。上下2巻の長編を2時間25分にしているので、かなり省略されており、内容も分かりやすく演出するためか、原作とは違うところがあります。原作と映画は別物として楽しむ事をオススメします。
映像はさすがは山崎監督。その時代に観る者を連れて行ってくれます。主演の岡田さんの60代以降の姿や声には驚きました。貫禄がありました。個人的には國村さんの嫌な演技が好きです。
店主と店員の織りなすヒューマンドラマは、観終わった後に爽快な気分になります。あの時代にこんなに勇敢な人が日本に居てくれて良かった!と心から思える作品です。
私は試写含め数回観ましたが、毎回笑って、泣いています。オススメしたい映画です。
二部作が良かったかも…
原作を読んでから観ました。
もう少し、鐵造さんを取り巻く色々なしがらみを取り入れて欲しかったです。
キーポイントになる言葉は、原作通りにセリフになっていましたが、ユキさんが鐵造さんの元を去る場面が、原作とは全く違う形だったのが非常に残念でした。
あれだけで、原作のユキさんと綾瀬はるか演じるユキさんが全く違うものになってしまってた。
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