「コナンの映画と原作は別物」名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) オレさんの映画レビュー(感想・評価)
コナンの映画と原作は別物
サスペンスラブロマンス超ド派手アクションというジャンルを無理やりに詰め込み、ほぼツッコミ役なしで超真剣にやり切ってしまうからコナン映画は面白い笑。
そしてそのアクションの核になるのがいわずもがなスケボー。
そもそもで原作のコナンはこんなにスケボーに乗らない全90冊近いマンガの中でヤツがスケボーに乗ったのはたったの2回だ。
だからコナン映画の価値はどれほどスケボーに乗るかとRAAAAAANNNN要素の少なさに限る笑。
そして組織が出てくればだいたい面白い。天カン、チェイサーと出てくる度に無能扱いされるジンだけどヤツが片目隠して口角アゲアゲの悪顔で笑えばだいたい自分は満足する。しかし劇場版での組織話の進展には何も期待してない今作も組織No.2のRUMの話で相当話題になったが、その部分にはまったく期待せずに見に行った。
むしろ劇場版と並行して進展するサンデーの方のコナンの方に夢中になる笑(今回はそうでもなかったが、2作前のスナイパー当時の原作は相当面白かった笑)
というわけで笑。
20周年にふさわしいごちゃ混ぜ感!安室と赤井のケンカに組織話を混ぜたある意味原作ファンじゃなきゃわからない内容!のわりの高評価!これがコナン映画!さすが!笑
組織映画あるあるのポンポン映画オリ組織キャラを出してバンバン殺す組織のネタ扱い感はいただけないが、それを補ってあまりあるアクション!
オスプレイはやりすぎですどう考えても!国際的に暗躍する正体不明の組織って肩書きはどこいったの!笑
予想通りのRUMに関してはわからずじまいで相変わらずジンたちが余裕かましたわりに謎の敵(ジンたちからしたら赤井以外わからない)に振り回されて退散するラスト。これは意外と後引くバットエンドだったなぁキュラソー。天海祐希も普通に声優の演技うまかったし。あと久々に見たキールの声優が三石琴乃で驚いた。年重ねながらもだんだん内容が豪華になっていくねコナンは。
青山剛昌のガノタ(自分は全くガンダム知らないけど笑)と振り切ったアクションが爆発した中々の良作。
嫌いなわけじゃないけど珍しくRAAAAAANNNNが無いのも良かった今回の蘭小五郎はほぼ空気。
あとサプライズ松田刑事で熱くなったのは自分だけじゃないはず!あれ原作じゃなんも言ってないよなぁ今後昔話でもいいからもっかい松田刑事出してくんないかな笑。