「アクション映画だ。」名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア) mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画だ。
名探偵コナンの映画シリーズも今回で20作目。今年も公開初日に観に行った。
夜9時半スタートにもかかわらず、TOHOシネマズ梅田の最大キャパの映画館でチケット完売。ものすごい集客力である。
そして、その期待に見事に応えてくれた。
今回は、黒ずくめの組織を前面にフィーチャーした一編で、ジンやウオッカ、ベルモットが活躍する。
警察庁から、組織に潜入している捜査官のリストいわゆるノックリストのデータが盗まれる。
ただ、その盗んだ当人は逃亡中に事故を起こし、記憶喪失に陥る。
初めからハードな展開で、毛利親子の出番はほとんどない。
その代わり、少年探偵団の空気の読まない振る舞いが物語をリードする。
この3人がいなければストーリーはもっとシンプルで、もっとスタイリッシュに進むはずなのだが、今回はこの3人がキーパーソンになる。
観ているときにはあまり意識しなかったが、池田秀一と古谷徹の共演もあったりして、大人のアニメファンをうならせるものになっている。
櫻井武晴脚本は本シリーズ3作目。いよいよ自分の手中に収めつつある。
静野孔文監督のアクション指向も拍車がかかった感じである。
来年21作目は、関西が舞台か?
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