「料理は人生」二ツ星の料理人 せいうちさんの映画レビュー(感想・評価)
料理は人生
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腕は一流の料理人が、再スタートしたお店で、三ツ星を目指していく物語。
完璧を求めすぎてしまう主人公が、周りの人々とぶつかり否定しつつも、少しずつ変わり始めていく。
本作の周りの人々が、とても魅力的で良いチーム。
傲慢で完璧主義、まわりを信用しない主人公のやり方に不満や反発を持つが、主人公の料理に対する熱さを認め、いつしか惹かれていってる姿は人情味があり、ホッコリする。
そうして、いつしか主人公は、自身の心の弱さに気づき、料理は一人ではなく周りを信頼する事で、よい料理が生まれるのだと学んでいく。見ているひとが共感し、心を晴れやかにしてくれるストーリー。
料理に限らずだと思うが、人と人とが関わり、互いの個性を認めつつ、協力してみんなで作り上げてく姿や、そうやって生まれるものは本当に素晴らしい!生きていくということは、こういう事だとあらためて実感させられた。
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