ワンダフル・ワールド

解説

ロボット化した恋人のハートを取り戻すべく奔走する女性の奮闘を、ミュージカルやアクション、ゾンビなど様々な要素を詰め込みながら描いたフィンランド製SFコメディ。フィンランド国営放送で2013年より放送されたティーン向けテレビドラマの映画版で、キャストにはテレビ版のメンバーが再集結した。アルコール中毒でゾンビ化した両親と暮らす女性ミッラは、親元を離れて恋人アイモと同棲するため資金を貯めていた。しかし自分に自信を持てないアイモは、立派なボディを手に入れようと2人の貯金で勝手にロボットスーツを購入してしまう。そんなアイモに愛想を尽かすミッラだったが、次第に心までもロボット化して人間らしさを失っていくアイモを放っておくことができず、彼を救うため立ち上がる。フィンランド映画祭2015のオープニング作品として上映された。

2015年製作/97分/フィンランド
原題または英題:Lovemilla

スタッフ・キャスト

監督
製作
テーム・ニッキ
ヤニ・ペセ
脚本
テーム・ニッキ
ヤニ・ペセ
撮影
ユルキ・アルニカリ
編集
イッカ・ヘッセ
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映画レビュー

3.0このウシ女→←ブタのくせに

2021年7月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

寝られる

フィンランド発のおバカファンタジー。
アル中になるとゾンビ化する両親と暮らすミッラと彼女に認めてもらえる良い男になるためロボット化した彼氏アイモ。
2人の関係は少しずつギクシャクしていき、2人は別れてしまう。
しかし、どんどんロボット化し、人間らしさを失っていくアイモを見たミッラは…

最近この手のおバカ映画を結構観ますが、おバカ映画ってハマるものとハマらないものがはっきり分かれると思うんです。
で、そのハマるハマらないも人によって全然違っていて。
残念ながらこの映画はハマらなかったですね。
設定とかやってることはめちゃくちゃおバカ丸出しな感じで、観る前はかなり楽しみでした。
まあ、おバカというよりは頭おかしいの方が勝っていたかな?
惜しい。
やっぱりこれも、ふざけるならもっと真剣に思いっきりふざけてくれ、といった感じ。
そして、なんといっても前振りがなげぇ。
あらすじ読んだら、物語中盤くらいでミッラがアイモを救おうとすると思うじゃないですか。
まず2人の幸せなパートが長いし、それが終わってからの2人の心が離れていくところもやたら長い。
ミッラが救おうとし始めるのがほぼラストですよ。
敵との戦いも盛り上がるかと思いきやあっさり。
でも、その辺からのゴリ押し感としょーもなさは1番おバカって感じで1番良かった。
あと、個人的にアガったのは何故か日本語が多いところ。
ミッラとアイモの新居の壁に【エビラ 海の大決闘】【キングが帰ってゴジラ死す】【怪獣王】【公衆便所】などの文字。
ソーセージとミートパイのメタファー、パパママゾンビ、物語の邪魔でしかないノロ怪人とそれを追う2人、最初と最後のデジャヴは大好き。

おバカ以上にラブロマンスが勝ってしまった惜しいトンデモ映画でした。

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唐揚げ

0.5ワンダフルよりかは呆れたツッコミ禁止の世界観

2019年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

同棲を考えていた彼氏が自分に自身が無い理由にて身体を自らロボット化。一度は愛想が尽きた彼女だったが、彼氏の為に立ち上がる?SFコメディ?である。

?が多くてすみません。そんな設定らしいです。
酒飲むとゾンビになったり、親友がスーパーヒーローだったり、ロボット化した人間がいたり、世界観がかなりオカシイ。。。
そいつらがごく普通の日常の様に生活する。
これが面白ければ納得なのだが、面白く無い。
クスクスも来ない。
ゲイのネタでまだ笑って貰える国ってあるんですね。
日本に産まれて良かったと思う瞬間でした。

褒める所は撮影・編集技術かな。ごく普通ですけどね。
観なくてもいい作品です。

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巫女雷男