ビューティー・インサイドのレビュー・感想・評価
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ヒロインが可愛い過ぎた! 終盤は涙が止まらない。 何をもって相手を...
ヒロインが可愛い過ぎた! 終盤は涙が止まらない。
何をもって相手を認識するか。昨日の私と今日の私は同じなのか。2人しか分からない合言葉とか作ったらいいのに、と小学生並みの事を思ったり。
ウジン役の人もイケメンが多くて良かった。
韓国のオハコ、純愛路線をうまくアレンジしてる。何より設定がうまい。...
韓国のオハコ、純愛路線をうまくアレンジしてる。何より設定がうまい。そしてディテールをきちんと作ったのも良い。突拍子もない話なのにリアルですんなり入れた。
でもどうせまたどちらかが事故か病気になるんでしょ、と思いきや、普通の恋愛でもありえる問題を丁寧に最後まで描いてたと思う。
アタリだった。
主人公の友達がいい人すぎ!
期待しすぎた。
あらすじを読んですごく面白そうだなと期待していた分、少し展開の波が小さく物足りなく感じてしまった。
ラスト30分くらいの展開は感動した。
常に思ったのは、ヒロインの女優さんがとても可愛いということ。
美女とある家具職人のおはなし
美女と野獣、Xメンシリーズ、マーベルシリーズ、マルコビッチの穴などに通じる外見と中身のギャップ、もしくは単なる外見についての映画。逆説的に、内面の大切さが浮き彫りになる。非常に繊細かつ哲学的に作られているので、コメディ要素やアクションシーンなどはほぼ皆無である。ただしこの二人がどうなってゆくのだろうという興味はつねにある。
毎日、外見が変わるというのは、かなりスリリングな人生だ。一回でもかなり大変だと思うが、毎日なのだから、もし外見だけを気にする人生なら、自殺もあるたろう。他者というものになる可能性について考えるいいきっかけを与えてくれる。みな、ハゲのおじさんを馬鹿にするが、もちろん彼にも人格も夢もあるのだ。
私は、この映画について、ほとんどなんの知識も持たずに見はじめたのだが、かなり興味深く見いってしまいました。服が何十着、靴も何十足、メガネだの小物も大変だ。しかも性別、年齢迄様々だという。
物語の途中から主役は、ウジンと、イスという美しい女性の視点も加わる。イスが登場してから物語は俄然面白くなる。これを作った監督は、おそらくこのウジンのキャラクターのように変幻自在で器用な知性を持った人物なのだろうと思う。この123人と言われるばらばらな人々が同一のウジンに見えてくるから不思議だ。
仮に8年間毎日外見が変わるとしたら2920通りの人間を経験するわけである。ハン・ヒョンジュはじめ、キャストがすべて味のあるいい顔をしている。撮影、照明、美術、編集、音楽、ロケーションすべて美しい。主題は奇想天外だが、美しい家具のように緻密に計算され構築されている。素晴らしいの一言。
いい映画でした。
顔が毎回変わってしまう主人公。
一生懸命寝ないようにしても寝落ちして顔が変わってしまって、一生懸命伝えようとしても伝わらなくて、手を繋いだら僕の証だよっていう流れがあっても、少し驚かすために冗談をすると、あなたが誰なのかわからないと彼女の不安が増して離れ離れになってしまいます。
ですが彼の大切さに気づいた彼女は、一生懸命探します。
最後の顔は全く違うのに仕草は雰囲気で、あなたなのねとわかってしまう彼女と相手を見てたら涙が止まらなくなりました。
現実味はない話ですが本当に愛に溢れた素敵な映画でした。
出てる人たちも豪華でした。
愛はすべてを解決するけど 愛のせいで 壊れることもある
私はこの中のキムウジンを愛しているから、といいながらも
ラストシーンもしかりイスと付き合ってからブサイク率下がり過ぎとかキスする時はいつもイケメンとか都合が良すぎるのと
トレンディドラマのような演出、綺麗さが鼻につくがよく練られた話
エンドロールの途中に母親のストーリーあり
壊すとわかっているのに愛する罪深さ
ハン・ヒョジュのかわいさがたまらない... 純粋なラブストーリーっ...
ハン・ヒョジュのかわいさがたまらない...
純粋なラブストーリーってジャンルの中ではかなり好きなやつですこれ。
友達役がいい味だしてるなぁ〜
インフレ・キャスティング
寝て起きると外観が別人になってしまう男がいた。
子供から年寄りまで、男女問わずランダムに変わってしまう。
そんな男が美しい女(ハン・ヒョジュ)に恋をする。
設定が突飛な静かなラブストーリーだが、終盤は飽きてくる。
めちゃ面白かったっす!
恋愛映画トップ5には入るなあ
泣けるわ〜〜
なんで変わっちゃうのかとか
説明なんてどうでもよくて
この映画が描いてるのはその先の部分
でも意外とその部分って
普通の恋愛と共通してる面もあるのかなあと
とにかく良かった
切ないし悲しいし虚しいけど愛があった
あとハンヒョジュが堪らないっす
『世界の誰よりも多くの男から愛されるのだから』
良かったな〜
本当に想っている感じだよね
人を愛した記憶も人に愛された記憶も、もう一度目を閉じて思い出してみたくなる。
人を、愛したことがある。喜ばせたい一心で努力した。高価で貴重なものから自然で美しいものまで、好きなものを贈った。手を握り、強く抱きしめた。
人に、愛されたことがある。心のこもった手紙をもらった。遠くから会いにきてくれた。私を見て、何も言わずに微笑んでくれた。
でも、眠りから覚めると外見が変わってしまうウジンは私とは違う。彼に、愛はできない。だって、例えウジンが愛する人を見つけられても、その人がウジンを見つけることができないのだから。
“今日会った彼女と、明日、あさって、来月も会うことなんて、僕には奇跡としかいえない”
確かに、毎日寝て起きたら姿が変わるなんて、現実には起こりえない。でも、このファンタジーの要素こそが、人を愛すること、人に愛されることの本質を考えさせてくれる。僕は彼女の、私は彼の、何を愛しているのだろう。。。
“ずっと今日が続けばいいのに。あなたはそのままの姿で、私もこのままで”
音と光が、とても美しい作品だった。アップが多くても目が疲れないのはきっと、光と間の使い方なんだろう。音楽は物語の中で流れている曲がそのままBGMに切り替わったり、ストーリーを決して邪魔しない。
主演の二人の声もよかった。包容力のある低めのトーンが心地よく響く。韓国語ってきれいだなと、その発音の美しさを改めて実感したりもした。
“愛は全てを解決することもあれば、愛のせいで、全てが壊れてしまうこともある。”
顔を持たない主人公のラブストーリーは『her』もそうだ。両作品共に、愛の本質を追求しようとする、素晴らしい映画だと思う。
“一緒に食べたものから行った場所まで、全部覚えているのに、あの人の顔が思い出せないの”
街中で突然、立ち止まったイスがつぶやく。“目を閉じていてもあなたを感じられるように”、と。毎日姿が変わるウジンに愛され、彼を愛してしまったイス。どんな姿であっても彼を愛したい。彼を見つめる彼女の目にはその強い意志と深い愛情がうつっていて、それが心に残った。
その瞳の輝きはもちろん、主演のハン・ヒョジュなしには表現できなかったことなんだと、美しい人との出会いにも感動があった。
愛って、同じ外見であることが前提なのだろうか。誰かの内面だけ愛することなんて、本当は出来ないんじゃないだろうか。思い出せない記憶を愛と呼べるのだろうか。
人を愛した記憶も人に愛された記憶も、もう一度目を閉じて思い出してみたくなる。そんな不朽の名作に、大粒の涙以上の感動を味わった。
“傷つくけれど、あなたがいないことの方がつらいから”
みふゆ
韓国のオハコ、純愛路線をうまくアレンジしてる。何より設定がうまい。...
韓国のオハコ、純愛路線をうまくアレンジしてる。何より設定がうまい。そしてディテールをきちんと作ったのも良い。突拍子もない話なのにリアルですんなり入れた。
でもどうせまたどちらかが事故か病気になるんでしょ、と思いきや、普通の恋愛でもありえる問題を丁寧に最後まで描いてたと思う。
アタリだった。
主人公の友達がいい人すぎ!
今日のわたしは昨日のわたしと同じだろうか?
主演のハン・ヒョジュがすごく綺麗だった。ずっと観たかった作品だったが期待していた以上に素晴らしい作品で、久しぶりに映画を観て涙を流した。外見が毎日変わるのと、自分の知らないうちに内面が変わってしまうのとは、一見別物のようで実は同じことなのかなあと思った。
外見より中身!
なんて言ってる奴は信用ならない。
ルックスは、人を愛する上での極めて重要なファクターだ。
勿論、好みは千差万別だが、毎日変わるとなると、
いつも好きではいられない、いられるはずがない。
しかも年齢、性別までとなれば、もはや論外!
その観点では、きれいごとのストーリーだ。
姿を変えて見守ってるなんて言えば聞こえは良いが、
見方を変えれば完璧なストーカー、ホラーですらある。
しかし、そこを棚上げにできるほど、ヒロインは魅力的だ。
事態が深刻な割にはまだまだ浅いが、その葛藤に涙する。
実はもっと酷い目に遭っているのは主人公なのだが、
こちらにはそれほど感情移入できない。
人間、やはり見た目なのだと逆説的に再認識させてくれる。
もっとこう、あるだろう
起きたら別人になっているというアイデアは独特で非常に良かったが、そのせいで起きること(いいことも悪いことも両方)に関してもっといろいろなアイデアを盛り込んで欲しかった(例えば、毎日容姿が変わるから免許証等の身分証明関係の問題でめちゃ手こずってしまうとか、悪者がウジンを装ってこっそりイスに近づこうとするとか)。そして2人のそういう問題に対するいろいろ試行錯誤が描かれればもっと良かったと思う(2人にしか分からない合言葉を決めるとか)
ぶっ飛んだ設定の割に描き方がさっぱりし過ぎているように思う。アイデア次第でもっとexcitingな作品にできたはず。おしゃれでさっぱりした雰囲気もこの映画の魅力の1つなんだろうけど何か物足りない感じがしてしまった。
123人の僕が君を愛してる
へぇ~、韓国映画もこんな作品作れるんだ、というのが率直な印象。
韓国の漬物を代表するキムチ。同じ漬物でも、本作は日本の「浅漬け」のような印象です。
とってもスッキリ、あっさりした口当たりの良さ。
そんな感じなんですね。
本作の背景になっている舞台にしても、とっても洗練されていて、ハイセンス。
おしゃれ感覚あふれる家具と室内空間。
監督はCM畑の出身。カンヌ国際広告祭で受賞歴を持つ、ペク監督です。
どうりでねぇ~、オシャレなわけです。
さて、そんな素敵な舞台設定はできました。
ストーリーです。
主人公の男性。
彼は家具のデザイナーをやっています。
おもに椅子が専門。
かつて僕もインテリアを勉強した経験があります。
たかが「椅子」とバカにしちゃいけませんよ、あなた。
実は世界中のデザイナーが、こぞって歴史に名を残す、名作椅子を作ろうと、日夜しのぎを削っているのですよ。
ぼくは、某美大の図書館に頰かむりして忍び込んだ時、玄関ロビーになんと、あの世界的建築家である、ル・コルビジェの椅子が飾ってあるではありませんか!!
辺りをキョロキョロ見回して、僕はその椅子にそっくり返って座りましたよ!
「ああ、巨匠! コルビジェの椅子に座ってるぅぅぅ~!!」
まあ、病気ですな。変態ですな。
まともな”良い子”は真似しないようにね。
さて、本作の主人公ウジンは、芸術家肌と言うより、職人さんに近い感覚の持ち主。性格は内向的なんですが、いわゆる草食系で「ど・ノーマル」です。
ただ一点を除いてはね……。
彼が他の誰よりもただ一つ、強烈に違う事。
それは一旦眠って目がさめると、姿や性別まで別人になってしまう、という事なのです。
彼ウジンが想いを寄せるのは、アンティーク・インテリアショップで働く「イス」という女性。
まあ、韓国モノをいくつもご覧になっている方には百も承知でしょう。「これでもか!」という美女でございます。
「イス」にしても、ウジンのデザイナーとしての才能、魅力にひかれ、やがて彼
自身の人としての魅力に惹かれてゆきます。
「目覚めるたびに別人になる」という、ウジンの秘密さえも受け入れたイスなのですが、やがて職場でいろいろと噂が。
「イスは男をとっかえひっかえ、付き合っているらしいよ」
「あんなに男漁りしていたなんて」
「人は見かけによらないわよね……」
などなど。
そりゃそうでしょう。イスはウジンただ一人とお付き合いしているのですが、ウジンは、毎日、容姿も性別さえも変わってしまうのです。本作でウジンが変身する、その人数、なんと「123人」
ウジンが女性の姿になった時、その一人を演じるのが、日本から参加した上野樹里です。
「のだめ」シリーズで韓国でも大人気の彼女。
本作では実に静謐な演技で、ほぼ、目線の移動、まばたき、ささやくようなセリフ回し。その眼差しで一瞬にして「上野樹里の雰囲気」を作り出してしまうのは、さすがの貫禄でした。
本作は「もし~だったら」という、一つの思考実験映画という見方もできるでしょう。
人間は生物学や医学の見地から言えば、絶えず細胞は死滅し、新しい細胞に生まれ変わります。約三ヶ月程度で、全身の細胞は、脳を除いてはほぼ全部、入れ替わってしまうそうです。
三ヶ月前に出会った同一人物は、生物学的には、別人と言ってもいいわけです。
本作の主人公ウジンでは、それが極端に短い「たった1日」でおこってしまうということなのです。
韓国映画は、その独特のどぎつさとアクの強さがある、という偏見を、僕は永らく持っておりました。
そのため映画作品鑑賞もイマイチ敬遠しがちだったのです。
しかし、こういう「浅漬け」のようなサッパリ味の作品なら、僕でも違和感なく鑑賞できました。
また、本作のペク監督の感性というのは、どこか日本の「はかなさ」に通じるものがあると感じました。ペク監督なら日本の「もののあはれ」という感覚を作品に込められるのではないか? と感じました。
たとえば、日本の古都「京都」を舞台に、恋愛ものであるとか、あるいは、世界的クリエイターを目指す若者などを描いてもおもしろいのでは? と思いました。
全104件中、61~80件目を表示