「子供が主役」鉄の子 らっこおやじさんの映画レビュー(感想・評価)
子供が主役
主演田畑智子さん、私はバンCMのお姉さん、『アフタースクール』『ふがいない僕は空を見た』で好きな役者さんです。
この作品ではおかあさん。
ぺ・ジョンミョンさんがおとうさん役。
おとうさん、こんなヤツいたいた!ってヤツ。悪人ではないんだがムカつく男、そんなヤツってなぜか女にはモテる(というか調子いい)からさらにムカつく。
土居志央梨さん演じる女性、こういう女もいたなー、いるなー!誰に対しても当たり良くて、はたから見てると活動的で楽しんで生きてるように見えて、羨ましく見てると少し隙を見せてくる。ちょっと油断するとこのタイプの女にははまっちゃう。
(つかおれも一度以上はまったが。。)
そんなヤツらに振り回されておかあさんと子供たちはたまったもんじゃない!
おかあさんがそんな男を見抜けないのが悪い!って言いきれない。
スギちゃん!死んだおとうさんの仕事仲間なんだろう。いるいる、こういうおじさん!
本当は子供たちが主役の映画です。
子供たちは子供の世界でもいじめられたり悩んだりしてるのにそんな大人たちに振り回されて悔しくてでもどうしようもなくて。(子役の二人、うまかったなー!)
うれしかったりたのしかった気持ちは大事に持っていて。
大人のえげつない場面はわざと描いていないようです。それでも見ていて胸が苦しくなるとこがあったが。
悲しいけれど後味悪くはない映画。
子供と一緒に観られる映画。
恋人、夫婦、友達と観られる映画。
そう、誰かと一緒に観たいかな。
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