「アウシュビッツのホロコーストを題材にした映画。 虐殺のためにシャワ...」サウルの息子 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
アウシュビッツのホロコーストを題材にした映画。 虐殺のためにシャワ...
アウシュビッツのホロコーストを題材にした映画。
虐殺のためにシャワー室に詰め込み、亡くなったユダヤ人を整理するユダヤ人がいた。
(そのことを初めて知ったのだが)その死体整理中に息子を発見する。
死体となった息子をちゃんとユダヤに基づいて弔おうとし、同業者となったユダヤ人の中から聖職者を探す。ドイツ人の監視下で怪しい動きをするだけでも死を意味するのに、「亡くなった息子」を弔うことを目的に生きている人間が奔走する。
死体はぼやかしている。会話の内容もやりとりの趣旨がよくわからないこともあったが、全体としては伝わってくる。内容が内容だけに、その伝わり方が背中に汗をかいてしまうような恐怖と残酷さが増幅する。
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